こんにちは、まるおです。
わたくしまるおも美容師を志し、美容師となってから早15年以上。
田舎で生まれ育ち、東京に憧れ上京し、様々なサロンでの勤務を経て、現在は東京表参道の美容室で店長として働かせて頂いております。
カリスマ美容師ブームが過ぎ去り、少子化・若者の安定志向の影響もあり、美容師を志す若者も減ってきている現状。
それでも美容師という職業に魅せられ、美容師になろうという志を持ち、美容学校に入学した美容学生さん達。
美容学校の2年間、または3年間はこれからの美容人生において、とても貴重な時間を過ごすことになります。
美容師を志す若者の方々へ、そして今現在美容学校へ通う美容学生の方々、さらにこれから美容学校への入学を控えてらっしゃる方々へ。
わたくしまるおの美容師人生を振り返り、美容学校時代にすべき事、していればよかった事、しなくても良い事をお話していきます。
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〜この記事はこんな人におすすめ〜
- 美容師になりたい方
- 美容学校に通っている方
- 美容学校への入学を控えている方
- 美容学校へ行きたいと思っている方

Contents
美容学生が美容室就職までにすべきこと
美容師以外の友達を作る
美容学校には、同じ美容師という夢・目標を持った人間が集まります。
同じベクトルに向かう仲間を作ることは容易いです。
しかし、美容室に来店されるお客様はまったく違う世界で生きる人々です。
美容師はそんな違う世界で生きる方々を接客・対応していく仕事です。
さらに、美容室に就職した当初は自分より年上のお客様と接することの方が圧倒的に多いです。
美容師という狭い交友関係だけで生きることは、間違いなく世間知らずになってしまいます。
美容師という職業は少し特殊な職業です。
一般の会社員の方々とは違う時間軸・生活軸の仕事です。
お客様の心理・価値観を理解するためには、お客様としての立ち位置の方々と触れ合うのが1番です。
そして美容学生・美容師以外の友人は、必ず将来の自分のお客様となっていきます。
美容学校の友人だけでなく、それ以上に違う世界の友人をたくさん作るようにしましょう。

センスを磨く
美容師を志した理由は人それぞれ。
お洒落が好き、ファッションが好き、髪型を変えるのが好きetc…
何でも良いので、ひとつだけ、自分が大好きな分野・譲れない分野においてのセンスを徹底的に高めて下さい。
そのこだわりは必ず美容師としての個性となり、武器となります。
そしてヘアスタイルを作る上で、その磨いたセンスは必ず役に立ちます。
人気の美容師に、技術がイマイチな美容師はいても、センスの悪い美容師はいません。
https://maruoblog.com/mens3/
SNSのフォロワーを増やす
これは現代ならではの分野ですが、何も美容師に限ったことではありません。
発信力のある人間、影響力のある人間は、これからの時代どんな分野においても必ず重宝されます。
インスタグラム、ツイッターなど様々なSNSツールのフォロワー数を、入社時に審査する美容室もあるほどです。
美容師として強く発信力や影響力を持ちたいと思うなら、SNSのフォロワー数を増やすことはもちろん、強いアカウントに育てることは必須条件と言えるでしょう。

友達や家族の髪を切る
「誰かの髪を切る」という経験をたくさんしましょう。
別にうまく切れなくたって良いんです。
美容学校で教えてもらった技術を、自分の周りの人たちに提供してあげて下さい。
そこから得られる喜び、そしてもらった感謝を決して忘れてはいけません。
美容師という長い旅路の中で、その思いが支えてくれる日がきっと来ます。
https://maruoblog.com/saitei/
家族との時間を大切にする
美容師は拘束時間が長く、休日も少ない職業です。
特にハサミを持てるようになるまで、いわゆるアシスタントの期間は本当に自由な時間が少ないです。
実家で生活されている方でも家族と顔を合わせる時間が減るはずです。
実家を離れて一人暮らしをされている方なら尚更、お正月やお盆に帰省するのがやっと、という期間もあるでしょう。
是非自由な時間がある今、家族との時間を大切に過ごして下さい。

人を好きになる
美容師は髪を切る仕事ではありません。
髪の毛を綺麗することで、人に喜んでもらう仕事です。
人のために何かをしてあげたい、人に喜んでもらいたい、という思いなくしては、美容師を続けていくことはできません。
そのくらい、人は自分のためではなく誰かのためにしか頑張れない生き物です。

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美容学生が美容室就職までにしなくてもいい事
美容を好きにならなくていい
美容を好きになるのは、美容という仕事における嫌な事、嫌いな事、やりたくない事、すべてを経験してからで良いです。
美容という仕事に携わる美容学生の立場で、美容の全ては見えません。
学生のうちに「美容が好きです」という方ほど、実際の美容の仕事の裏側を知り、挫折することがとても多い世界です。
美容師に限らずですが、その仕事の全てを知り、それでも「好きなんだ」という気持ちを持てた時、生涯を通しての仕事になります。

技術を身につける必要なし
技術は美容学校で身につけるものではありません。
美容室に就職して、ゼロから嫌というほど叩き込まれます。
友達と遊ぶ時間を割いてまで練習、、、とても素晴らしいことだと思いますが、美容室に入社してからでもできることは後からでも良いのではないでしょうか?
https://maruoblog.com/eikyou/
就職先の美容室にこだわらなくていい
表参道の〇〇店で絶対に働きたい!
〇〇でしか働きたくない!
など強い目標を持つことは大切ですが、美容室に就職することはゴールではなくスタートです。
どんな美容師になるかは、店ではなく自分自身が導くもの。
それを忘れてはいけません。
どんな美容室に就職しようと、一生懸命頑張るのは店ではなく自分です。
どこで働こうと、上り詰める人間は必ず上り詰めることができます。
https://maruoblog.com/goldprize/
良い成績を取らなくてもいい
美容学校も学校である以上、「成績」というものがついてまとわります。
勉強はまだしも、実技においては、その成績によって一喜一憂してしまうこともあるかと思います。
実技の成績が悪いと、「自分みたいな不器用は美容師に向いていないんじゃないか?」など考えることもあるでしょう。
声を大にして言います。
美容師として成功するのに、美容学校の成績はそれほど関係ありません。
「あ、自分は不器用なんだな」そう認識することは大切です。
その方が頑張れるし、伸び代だってあります。
売れっ子の美容師さんほど、美容学校の成績は散々だったりしますよ。

まとめ
美容学校は美容師になる助走期間。
その過ごし方はとても大切です。
国家試験に合格することは何よりも重要なことですが、それが全ての美容学校生活は非常にもったいないです。
美容師はお客様に支持されてナンボです。
そのために今何ができるのか?
学生のうちに積み重ねた努力は必ず自分の財産になります。
美容師は積み重ねていく職業です。
技術も、信頼も、心も、人間性も、ある日突然身につくことはありません。
少しずつ少しずつ、自分で積み重ねることしかできません。
その第一歩は美容学生の今、すでに始まっています。
人生で恐らく最後になるであろう学生生活。
何より思いっきり楽しんで欲しいのが、わたくしまるおの本音です。
この記事を読んで下さった方が、素敵な美容師さんになるための何かの役に立てればうれしく思います。
まるお