こんにちは、まるおです。
美容室が好きな方、美容室が嫌いな方、あんまり美容室が得意じゃない方、様々いらっしゃると思います。
どうしたって髪は伸びるので、髪を切らないわけにはいきません。
髪の毛は不揃いに伸びてくるので、自分で切り続けるのにも限界があります。
美容室に行く頻度は人によって様々ですが、行きたい行きたくないに関わらず、「美容室に行かなくてはいけない」というタイミングも必ずあります。
わたくしまるおも現役の美容師として、美容室に来るのが楽しみであってほしいとは思いますが、どうしたって美容室に行けない・行きたくない、そんな事情をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
この記事では、なるべく美容室に行かなくても良くなる、そんな方法をお伝えしていこうと思います。
〜この記事はこんな人におすすめ〜
- 美容室に行くのが苦手
- 美容室に行きたくない
- 美容室に行きたくても行く時間がない
- 美容室に行く頻度を減らしたい

Contents
美容室に行く頻度が増えてしまうヘアデザイン
ショートカット
ショートカットはカットでシルエットを造形するため、時間が経つにつれシルエットが崩れてきます。
特にショートカットは襟足をコンパクトに作ることが多いため、すぐに襟足の重さ・もたつきが気になってきます。
その頻度は1ヶ月〜1ヶ月半でカットが必要になるほどです。
美容室の頻度を減らそうとするなら、ショートカットは避けた方が無難でしょう。

前髪をつくる
「前髪だけが早く伸びる」
そんなことはありませんが、視界に入るのでどうしても気になってしまいます。
かと言って、余裕を持たせて短く切るのにも限度がありますよね。。
前髪は自分でも気軽に切れてしまう反面、失敗すると大変なことになってしまいます。
前髪を作ることは、それなりにメンテナンスが必要ということです。

明るめのカラー
根元の黒い部分、いわゆるリタッチが伸びてきてしまう為、カラーリング自体しないに越したことはありませんが、
そのカラーリングも明るくなればなるほど、根元の黒い部分が目立ちやすくなります。
地毛に近い暗めのカラーリングであれば、根元が伸びてきてもすぐに気になることはないでしょう。

縮毛矯正
こちらもカラーリングと同じ理由です。
髪の毛は根元から伸びてきます。
綺麗に真っ直ぐにしたとしても、新しく生えてくる毛は元々のクセを持った毛です。
他の部分が真っ直ぐが故に、根元のクセが必要以上に気になってしまいます。
カラーリングと共通のことですが、なるべく地毛の状態とのギャップを作りすぎないことが大切です。
美容室の頻度を減らせるおすすめヘアデザイン
ボブ
ボブという髪型は、髪の毛が落ちる位置・状態で切り揃えられたヘアデザインです。
髪の毛が落ちる位置・状態というのは、「髪が伸びていく状態そのまま」ということです。
切り揃えられたままの状態で髪の毛が伸びていくということです。
髪の毛は不揃いに伸びていくので、徐々に毛先がバラついてきますが、大きく髪型が崩れることはありません。
妊婦さんや、小さいお子さんをお持ちのお母さんにおすすめの髪型は?
と尋ねられたら間違いなくボブと答えます。
手入れもいらない、伸びても変にならない、放ったらかしでも何とかなる、これボブの特権です。
ロングでデジタルパーマ
これ超絶おすすめです!!
ロングヘアというのはダメージさえ気をつけていれば、ほとんど手入れがいらない楽チンスタイル。
シルエットが崩れることもなく、ただそのまま伸びていくだけ。
一方、デジタルパーマは通常のパーマよりも1.5倍〜2倍長持ちすると言われています。
半年持つのもザラ、髪質やデザインによっては1年以上持つことも珍しくありません。
そんな長持ちデザイン同士の、ロングヘア×デジタルパーマは正に最強の組み合わせ。
前髪も作らずに、長め前髪だともう言うことなしですね笑
ハイライト・ローライト・グラデーションカラー
根元からきっちり染めると伸びてきた黒い毛が気になります。
ハイライトは明るい筋上のカラーを、ローライトは暗い筋上のカラーを入れることを言います。
根元の黒い部分が伸びてくると横のラインが気になります。
ハイライト・ローライトで縦のラインに色を入れることで、根元の横のラインをぼかしてくれる効果があります。
もうひとつ、グラデーションカラーは根元をあえて暗くして、毛先にいくに従い明るく染めるカラーリングです。
こうすることで根元が伸びても元々暗い部分と馴染んでくれる為、頻繁にカラーをしなくても大丈夫になります。
カラーはしたいけど、頻繁には染めたくないという方にはおすすめの手法です。
ハイライトは白髪が気になる方にもおすすめです。
白髪が1番気になるのは、黒い毛に白髪が混ざっている時。
明るい色を作ることで、白い部分が気になりづらくなります。
髪を痛ませない
ヘアデザインではありませんが、髪を痛ませないことは美容室の頻度を減らす上で、とても大切な要素です。
手触りが悪い、手ぐしもひっかかる、ツヤがない、まとまりがない
さあ、どうにかしないといけませんね。
選択肢としてはふたつ、カットして痛んだ部分を切るか、トリートメントで修復するか。
いずれにしても美容室に行かなくては出来ない施術です。
髪を痛ませないことは、髪の手入れの手間を減らしてくれることにもなるのです。
まとめ
美容室に行く頻度は人それぞれ。
そこには様々な理由や事情があります。
なかなか美容室に行けない人でも、髪の毛は綺麗に保ってたいですよね?
美容室が嫌いで行きたくない、という方も髪がボサボサで良いという人はいないはずです。
現役の美容師としての経験や知識から、あんまり美容室に行かなくても、ある程度髪を綺麗に維持できる方法をご紹介させて頂きました。
少し余談ですが、
わたくしまるおのお客様の来店周期は、比較的長い方が多いです。
もちろん、あまり頻繁に美容室に来なくてもいいようにわたくしなりに考えながら施術をさせて頂いております。
お店に来て欲しくないわけではありません。
お金を使い、時間を使い、足を使って来て頂く美容室。
少しでもヘアスタイルを長持ちさせてあげたいんです。
それだけです。
あ、売上はもちろん下がりますよ。笑
まあそんなことどうでもいいんです。
どうでもよくないんでしょうけど、、
だってお客様それぞれに心地の良い来店周期があって、少しでもヘアスタイルを長持ちさせるのが我々美容師の役目でしょ?
上手にきちんとカットしてあげれば、髪型はきちんと長持ちするんです。
そしてそこに価値を感じて頂いているお客様がたくさんいらっしゃいます。
本当にありがたいことです。
皆さんも是非、心から信頼できる美容師さんと出会えることを願っています。
まるお