こんにちは、まるおです。
美容室におけるカットはもっとも必要とされるメニューであり、美容師にとってはカットができるできないが、アシスタントとスタイリストの境界線です。
髪の毛は必ず伸びます、そして不揃いに伸びていきます。
デザインはもちろんですが、身だしなみという部分においてもカットが担う役目はとても大きいです。
この記事では、美容室におけるカットの満足度を少しでも上げてもらうための記事になります。
https://maruoblog.com/saitei/
この記事はこんな人にオススメ
- 美容室でなかなか思い通りのカットにならない
- 美容室でカットを失敗したことがある
Contents
美容室でのカットの注意ポイント
カット前のカウンセリングでのポイント
イメージの共有
口頭でイメージを伝えるのも大事ですが、必ずビジュアルでのイメージの共有をしましょう。
ホットペッパービューティーのスタイル写真でも、インスタグラムの写真でも、雑誌でも何でもいいので、美容師さんと一緒に目で見えるものでの共有をしてください。
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悩みを伝える
量が多くて悩んでいる、クセがひどくてまとまらない、といった髪の悩みはもちろん、顔が長く見える、性格がきつそうに見える、といった外見のコンプレックスなども可能な限り伝えるようにしましょう。
髪の毛をデザインしていく上で、お客様が抱えてらっしゃる悩みの解消は美容師として最大の使命です。
過去の美容室での失敗を伝える
短く切られすぎたことがある、量を梳かれすぎてバサバサになったことがあるなど、過去に経験した嫌なことは伝えておくのをオススメします。
というのも、「過去の嫌な経験は絶対に繰り返さないようにしよう」と考えるのが人間の本質だからです。
釘をさすという訳ではありませんが、美容師さんもちゃんと心がけてカットしてくれることでしょう。
カット時自分でもチェックすべきポイント
長さのチェック
これはもう言わずもがなですが、ちゃんと自分の求めている長さなのかをきちんと確認しましょう。
濡れている状態、乾いた状態、そしてカットクロスを外した状態で確認することを忘れずに。
意外とカットクロスを外して首が見えると印象が変わってきますので、覚えておくと良いです。
段差のチェック
段差、いわゆるレイヤーというやつです。
表面に短い毛を作ることで、髪型のフォルムの丸みを作ったり、動く髪の毛をつくることができます。
どれだけこの段が入っているかで、髪の厚みも変わってきます。
この段は入りすぎてもまとまりにくくなり、逆に段が少ないと、重く野暮ったくなります。
量のチェック
量に関しては恐らく積極的に確認してくれる美容師さんが多いと思います。
髪が多くて悩んでらっしゃる方は、遠慮なくその旨を伝えて量を減らしてもらいましょう。
しかし、一概に減らせば良いというものでもありません。
髪の毛の量は減らせば減らすほど、髪の質感が悪くなり、手触りも悪くなり、強いてはダメージに繋がります。
そして、髪の毛は根元から伸びるため、過剰に毛先の量を減らすと、時間が経つと根元が重くなる現象が起きます。
何事もほどほどに、美容師さんからのアドバイスも参考にしましょう。
カット後のチェックポイント
実際に手で触ってみる
見た目はもちろんですが、実際に触って確認することも大事なポイントです。
いつも気になるところは大丈夫か?重いところはないか?手触りが悪いところはないか?確認するようにしましょう。
美容室から帰って毎日髪を触るのは自分自身です。
ブローをされる前に確認する
これとても大事です。
カットが終わると、ブローして仕上げ、という流れになります。
必ずこのブローの前に、合わせ鏡で全体を見せてもらいましょう。
カットに自信のない美容師さんはこの時点で見せることをためらいます。
というのも、ブローをすることにより髪のまとまり・ツヤ全てが変わってくるからです。
もっと言うと、
ブローをする前がカットの仕上がり
ということです。
カットでハネててもブローすれば内巻きになります、カットでバサバサでもブローするとツヤツヤになります。
毎日家でブローされる方なら別ですが、ほとんどの方は乾かして手ぐしで梳かす程度だと思います。
ブローで騙されてはいけません、美容室の仕上がりが全てではなく、家に帰ってから自分でその髪型を維持できるかの方が大事なのですから。
まとめ
髪は伸びます、カットしないわけにはいきません。
そんな時嫌な思い出が蘇ると、美容室にいくのが億劫になりますよね。
自分の髪のことを何でもわかってくれる美容師さんと出会えた方はそんなこと思いもよらないでしょうが、わたくしまるおの元にも、カットで思い通りになったことがないという方、たくさんいらっしゃいます。
美容師側が全てを汲み取ってくれれば良いですが、初めて担当させて頂く方で、初めて髪を触らせて頂く方となると、難しい部分もあります。
そんな時、お客様からのお言葉や経験に基づいたお話は、何よりの情報となり、より良い髪型を作る武器になります。
この記事を読んで、少しでも美容室でカット失敗したな。。と感じることが減ってくれれば、うれしく思います。
まるお