美容師向け記事

【実話です】フリーランス美容師から雇われ店長になるとどうなる?稼ぎは?待遇は?

 

こんにちは、まるおです。

 

わたくしまるおは今も現役の美容師としてお客さんの髪を切らせて頂いていますが、今まで歩んできたキャリアは割と変わっています。

新卒で入社した会社に7年、フリーランス美容師として7年半、そして今は再び雇われに戻り、店長として働いております。

 

雇われもフリーランスも経験し、「フリーランスから雇われに戻る」という珍しい経験もしております。

そんな自分自身の経験を元に、

「フリーランス美容師から雇われの店長になったらどうなるか?」

を記事にしてみました。

 

フリーランス美容師さんはもちろん、これからフリーランスになろうと考えている方、フリーランスから雇われに戻るか迷っている方には特におすすめの内容になっています。

 

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フリーランスから雇われに戻って良かったこと

規則正しい生活になった

フリーランス美容師時代は、基本的にお客さんの予約が入っている時間帯のみの出勤でした。

予約以外の時間は家にいようが、カフェで作業しようが自由です。

予約が入っていない時間はお店にいてもすることもないし、むしろ邪魔なのでは?と気を遣う部分もありました。

 

一方で雇用されていると、予約が入っていようが入ってなかろうが毎日同じ時間に出勤することになります。

当然ですが、生活が規則正しくなりました。

 

休みが増えた

フリーランス美容師時代は、決まった休日は週1回で、あとは予約を全開放してある状態でした。

とは言え予約が入らない時間は休みのようなものなので、体力的には問題ありませんでした。

ですが、やはりいつ予約が入るかわからない状況での待機時間は、ゆっくり落ち着いて過ごす休日とはまるで感覚が違います。

「予約を気にして過ごす」というのはなかなか気が休まりません。

 

雇用に戻ってからは完全週休2日になり、1日フルで休める休日はかなり増えました。

 

面倒な雑務が減った

美容師に限らず、フリーランスの方々のもっとも面倒な雑務と言えば、間違いなく確定申告でしょう。

自分の場合は会計事務所にお願いしていましたが、領収書の整理などはとてつもなく面倒だったことを覚えています。

 

一方雇用では、多くの雑務は会社が請け負ってくれるので、面倒な雑務からは解放されました。

 

社会的地位が向上した

フリーランス=個人事業主はその仕事の不安定さから、社会的信頼が著しく低いです。

さらに節税などで所得を下げて申告してしるケースが多いため、ローンが組めなかったり、住宅審査に落ちやすいなどといった弊害が起こりやすいです。

自分もフリーランス時代、引越しの際の保証会社の審査が受からなかったりといった経験がありました。

 

雇用されている状況では、フリーランスと比べ安定しているという概念から社会的信用度は上がります。

 

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フリーランスから雇われに戻って悪くなったこと

年収が激減

美容師の報酬の多くは歩合制です。

そして雇用かフリーランスかでその歩合率が大きく異なるのも、美容業界の定説です。

 

自分も例に漏れず、フリーランス時代は売上の60%近くを歩合報酬として頂いていました。

それが雇用になると、まず歩合がつくまでの売上のハードルが高いうえに、その歩合率も29%〜30%という低さ
※総支給で売上の29%〜30%ということです。

 

下記にわかりやすく表にまとめてみました。


※売上は税込み売上、フリーランスは歩合50%と仮定

 

これは実際に自分が働いていたフリーランスサロンと現在の雇用で働いているサロンとを比較したものです。

 

現在の雇用サロンは、最低でも税込売上91万円を超えないと歩合がつかないんです。

自分は現在店長なので+で手当てが少しつきますが、純粋に売上に対する報酬はこのようにとてつもない差があるのです。

 

正直にお話すると、フリーランスから雇用になり手取りの月収は15万円近く減りました。。

年収にすると150万円相当なのでその差は歴然です。

 

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生産性のない時間

フリーランス時代はお客さんを施術していない時間はすべて自由でしたが、雇用となるとそうもいきません。

 

朝早くのミーティングに夜遅くまでの勉強会、スタッフのヘルプやお店の数字管理、カリキュラム作りなど、お客さんを施術していない時間もしっかりと拘束されます。

少し言い方は悪いですが、その時間はぶっちゃけ、自分の収入を生み出さない=生産性のない時間になります。

 

これはかなりの苦痛です。

副業が当たり前の現在、空いている時間があれば少しでも自分の収入に繋がることをしたいものですよね。

 

生産性のない時間が圧倒的に増えたのが最大のストレスといってもいいかもしれません。

 

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人間関係のストレス

フリーランスであれば、気の合わない人間とは無理してコミニュケーションをとる必要はありません。

しかし雇用となるとそうもいきません。

 

上下関係もあれば、気の合わないスタッフともうまくすり合わせる必要性もあります。

さまざまな部分である程度密接にスタッフと関わる必要があり、人間関係のストレスはかなり増えました

 

結局フリーランスと雇われどっちが良いの?

これは正直その人次第です。

どちらにもメリット・デメリットがあり、将来の年金などの問題もあります。

個人の価値観は違うので、一概にどちらが良いとはいえません。

 

ただ、自分個人の意見では圧倒的にフリーランスが心地よいです。

お金と時間を得ることができ、何よりストレスから解放された働き方ができるのは魅力的です。

 

そして私事ですが2021年より、再びフリーランスとして活動していくことが決定しております。

 

フリーランス美容師が雇われ店長になった果ての答えは、、

フリーランスに戻るでした。

 

フリーランスになるかどうか迷っている方、雇われに戻るかどうか迷っている方、この記事がそんな方々の何かの役に立てることを心から願っております。

 

 

まるお