美容室事情

【フリーランス美容師ってどうなの?】実体験で語るその実態!自由で稼げるのは本当か?

 

こんにちは、まるおです。

 

多様化する働き方、美容業界も決して例外ではありません。

会社に雇用されて働くのが当たり前だった時代、

美容師という職業は長時間拘束、休日出勤、
薄給、休みは週一、肉体労働、長い下積み期間etc…

決して恵まれた労働環境とは言えない職業でした。

 

「自分の時代はそうだった。」

 

その言葉と共に、長い間その古い体質はなかなか改善されませんでした。

 

確かに職人気質の職業であるが故に、
ある程度の時間をかけて技術を習得しなければならない厳しい世界です。

しかし「いち労働者」という概念では、
非常に厳しい労働環境なのもまた事実です。

特に女性や駆け出しの若者にとっては、
肉体的にも精神的にも耐え忍ぶ期間が必ず存在していました。

そして今もなお、
そのような古い体質が残っている美容室も存在します。

しかし時代は流れ、人々の仕事に対する価値観、働き方の変化によって、
美容業界でも新しい働き方が浸透し、ひとつのムーブメントになっています。

 

フリーランス

 

ひとつのお店に属さず、
いわゆるフリーの立場で場所を借りて美容師を行うというもの。

実際わたくしまるおも、約8年間フリーランスとして美容師をしていた時期があります。

この記事ではその経験を元に、
フリーランス美容師について詳しく解説していきます。

〜この記事はこんな人におすすめ〜

  • フリーランス美容師に興味がある方
  • フリーランス美容師になろうとしている方
  • フリーランス美容師と業務委託美容師の違いを知りたい方

 

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フリーランス美容師とは

「フリーランス」とはどこにも属さないという意味。

会社と雇用関係ではなく、契約を結び、
場所を借りてお客様の施術を行います。

会社とは雇用関係にないため、
勤務や日々の業務に対して、最低限の決まりはあれど、
会社側から管理されたり、とやかく言われたりするようなことはありません。

いわゆる自由なワークスタイルとして、
これまでの美容師の働き方を覆してしまったのです。

 

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フリーランスと業務委託の違い

よく混同されがちですが、
「フリーランス美容師」と「業務委託美容師」は異なる働き方です。

 

同じ点は、「雇用ではなく契約」ということだけ。
「正社員としてお店に雇用されて働くよりも高い報酬が得やすい」ことは共通しています。

 

フリーランス美容師とは?

「フリーランス美容師」は基本的に面貸し・ミラーレンタルという働き方になります。

お客様を施術する場所を提供してもらい、
その時間や施術料金に応じて会社に支払いをするというものです。

道具や材料、その他もろもろの準備はもちろん自分自身が行います。

自分でアシスタントを連れてきてもOKなことが多いです。

集客も自分自身で行うことになるため、
すでに充分な顧客を持っている方、技術や集客に自信のある方、
そして何より自分で責任を持って仕事が出来る方が向いています。

予約などすべての管理を自分で行う大変さもありますが、
出勤・退勤、休日に至るまですべて自由になります。

業務委託美容師とは?

一方、業務委託美容師は業務委託型の美容室で勤務します。

道具や材料の提供、さらには集客まで会社が行います。

自分ですることは基本、会社が集客したお客様を施術することだけです。

フリーランスと違い、
多くのお店はシフトなどで拘束されるため自由な働き方ではありませんが、
正社員として会社に雇用されて働くよりも高報酬が望めます。

一見するとメリットしかないように思えますが、
会社が集客するお客様は低単価による集客のため、
顧客としての定着が難しいなどの課題もあります。

報酬は完全歩合だったり、最低保証があったりと様々ですが、
ある程度の入客は確保されるため、
フリーランスと比べると業務委託の方が圧倒的に安全な働き方です。

 

技術に不安があったり、集客に自信のない方におすすめです。

 

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フリーランス美容師のメリット

「フリーランス美容師は自由で稼げる」

そんなイメージをお持ちの方も多いでしょう。

しかし、フリーランス美容師にもメリット・デメリットがあります。

「フリーランス美容師になろうかどうか迷っている」という方は、

しっかりとメリット・デメリットを認識した上で、
自分にとって最良な選択をして頂ければと思います。

メリット① 拘束時間がない

フリーランス最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。

美容業界の古い体質である長時間拘束は一切なしです。
出勤時間もなければ朝礼もない、
お客様の来店がなく暇な時間が発生しても、休憩など自分の時間に当てられます。

もちろん空いている時間でトレーニングも可能なため、
営業時間が終わってから遅くまでお店に残る必要もありません。

自分のお客様を施術している時間のみが勤務時間、あとはすべて自由時間です。

 

いわずもがな、
もちろん休日も自由なので、公私ともに充実した時間を過ごすことができます。

メリット② しっかり稼ぐことが可能

一般的な面貸し・ミラーレンタルの美容室やフリーランスサロンの歩合率は、
50〜70%還元が一般的です。

正社員として勤務する通常の美容室の歩合は、
高くても30%台がほとんどなので、その差は歴然です。

頑張れば頑張った分、報酬にもダイレクトに反映されるのがフリーランスの良いところです。

元々持っている顧客様が多かったり、紹介をたくさん頂けたり、
SNSなどをうまく使って集客に成功している方は、
雇用されていた時の何倍も稼いでいる方も少なくありません。

仕事として取り組んでいる以上、
「稼げる」ことは何よりのモチベーションです。

メリット③ お客様にしっかりと対応できる

通常の美容室では個人売上を上げるために、
同時に何人もお客様を掛け持ったりと、ひとりのお客様にゆっくりと対応するのが難しい場合もあります。

アシスタントを雇わない限り、フリーランス美容師は、
基本マンツーマンでお客様に対応することになります。

ひとりひとりのお客様に丁寧に時間をかけて対応できるため、
リピート率やお客様満足度も総じて高いです。

メリット④ サロンワーク以外の活動が可能

時間を拘束される通常の美容室の勤務では、
サロンワーク以外の活動は、基本休日のみとなってしまいます。

すべてを自分で自由に管理できるフリーランス美容師は、
お客様のご予約さえしっかりと管理できれば、
ヘアメイクや違った副業などをすることも可能になります。

わたくしまるおがフリーランス美容師だった時代、
たくさんの同じフリーランスの美容師さんとお会いしましたが、
芸能人のヘアメイクをしている方、パリコレに出演される方、
ウェブデザインを手がける方、専門学校に講師をされている方etc…

本当に様々な活動をされている方ばかりでした。

 

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フリーランス美容師のデメリット

フリーランス美容師のデメリットの多くは、
「自分でなんとかしないといけない」ものがほとんどです。

逆を言えば、
「自分で何とかする力」さえあれば、メリットが大きく上回ります。

デメリット① 完全歩合のため最低保証がない

ここがフリーランス美容師の最大の壁です。

わたくしまるおがフリーランス美容師だった時代も、
生活がままならずに辞めていく美容師さんを何人も目の当たりにしました

極端な話、売上が0円ならその月の報酬も0円です。

売上は月によって変動するため、
収入も不安定になりやすのがフリーランス美容師です。

このプレッシャーは並大抵のものではありません。

会社がお給料を保証してくれる通常の美容室の方が、
安心度は断然高いです。

デメリット② 確定申告などの雑務が増える

会社員なら当たり前にやってもらえていたものが、
フリーランスではすべて自分で行う必要があります。

確定申告や納税はもちろん、
その他もろもろの雑務をひとりでこなすのはなかなか大変です。

デメリット③ 怪我や病気のリスクが大きい

突然怪我や病気をした際に、
会社であれば他のスタッフに代理で担当してもらったりが可能ですが、
フリーランスは身ひとつ。

もちろんその間の収入はゼロになるので、非常にリスキーと言えるでしょう。

デメリット④ 新しい技術や情報・業界の流れに疎くなる

会社勤務の時は、サロン全体での勉強会などで、
新しい技術や情報に触れ、勉強する機会が多くあります。

しかしフリーランスになると、
自ら勉強したり、講習会に足を運んだりしなければ、
技術の向上がなくなり、トレンドにもついていけなくなり、自分の成長はそこでストップしてしまいます。

自分の成長のストップは、そのまま顧客満足の低下にも響くため、
失客や客離れ、集客にも大きく影響し、収入ダウンにも繋がってきます。

デメリット⑤ すべての責任を自分で取らなければならない

美容師に限らず、すべてのフリーランスがここにたどり着きます。

守ってくれる会社は存在しません。

お客様との施術のトラブル、金銭問題、損害賠償etc…
起こりうるすべてのトラブルに、自らが対処していかなければいけません。

フリーランス専用の損害賠償保険などに加入するなど、
何かしらの対策をしておく必要があります。

 

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フリーランス美容師って実際どうなの?

わたくしまるおも、フリーランス美容師として働いていた時期がありました。

約8年間フリーランスとして活動してきた実体験から、
「実際フリーランス美容師はどうなのか?」
リアルな声として届けたいと思います。

稼ぎは良くなった

フリーランスになった当初は、
それまで持っていた売上が減りましたが、
歩合率が大きいため、収入が大きく下がることはありませんでした。

むしろある程度軌道に乗ってからは、
2倍以上稼げるようになりました

自由な時間が増えた

基本的にお客様の予約の時間以外は自由、
カフェで作業したり、ヘアスタイル撮影や編集など、
時間を効率的に使えていました。

もちろん休日も取りやすくなりましたが、
不思議なもので自由に休日を取れるようになると、あまり取らなくなるものです。。

1日の労働時間は圧倒的に減ったので、
体の負担はすごく楽になりました。

美容師以外のスキルが身についた

フリーランスになり、自分はヘアスタイルで集客していました。

最初はカメラマンさんに撮ってもらってましたが、
そのうち自分でも撮ってみたいと考えるようになり、カメラを購入し、独学で撮影を学びました。

さらにそこから画像編集、名刺作成、ホームページ作成etc…パソコン関係のスキルが多く身につきました。

マーケティングやターゲティング、ビジネス関連も色々勉強しました。

あとは何と言っても確定申告をはじめとする、
税金関係の知識はいやが応にも身につきました。

人間関係の悩みはあった

フリーランスとは言え、周りにも同じフリーランスの美容師さんがいます。

人間がふたり以上集まれば、些細な問題は必ず起こってくるものです。

全く人間関係の問題がないと言えば嘘になります。

確定申告は案外楽チン

フリーランスになった時、一番不安なことはこの確定申告でした。

しかしやってみると意外と簡単。

 

今は便利な無料で試せる会計ソフトがたくさんあるので、利用しない手はありません。

さらに現在ではインターネットに接続できる環境とデバイスさえあれば、
いつでもどこでも簡単に会計処理ができるクラウド会計ソフトが超絶便利です!

代表的なクラウド会計ソフトには以下の3つがあります。

シェア度・安心度・信頼度、この3つのどれかを選べば間違いありません。

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どの会計ソフトも総じて利用者の満足度も高く、
クラウド会計ソフトの中では頭一つ抜きん出た存在です。

会計処理や経理などの雑務に、
なるべく時間を取られ過ぎることのないよう、
こういった便利なソフトをきちんと活用しましょう。

売上100万円達成で色々考えるようになった

売上100万円で約50万円の報酬でした。

この辺りで、自分のひとりの力の限界を感じてきました。

と同時に、いつまでこの売上を維持できるのだろう?
という不安が生まれてきたのもこの時期からです。

将来の不安は常にあった

フリーランスである以上、
自らが動き、自らが売上を生み出す必要があります。

しかし人間も歳をとります。
自分の技術や感性が時代についていけなくなる不安、国民年金だけで将来の貯蓄に対する不安、病気や怪我への不安etc…
年齢を重ねれば重ねるほど、将来への不安が大きくなっていました。

社会的地位が下がった

フリーランスは会社員と比べて、その不安定さ故に、
社会的地位が低くなりがちです。

賃貸の審査に落ちやすかったり、
クレジットカードの審査に落ちやすかったりなど、
自らの社会的な力のなさに、悔しさや憤りを覚える場面も少なくありませんでした。

まとめ

一見すると、
「自由で高報酬」というイメージが先行しているフリーランス美容師。

わたくしまるおも約8年間、
フリーランス美容師として活動してきて、
良い部分も悪い部分も目の当たりにしてきました。

実際にフリーランスとして成功・繁栄・永続するためには、
並大抵でない努力と力量が必須です。

そして何より「自分で全ての責任をとる」覚悟が必要です。

安直な考えでフリーランス美容師になるのはおすすめしませんが、
本気で頑張ってみたい!と思える方にはとても素敵な働き方です。

 

 

まるお