美容室

【ヘアカタログの見方・注意点】知らなきゃ損してますよ?

 

こんにちは、まるおです。

 

美容室に行く前、髪型を変えたいとき、ヘアカタログは強い味方になります。

雑誌やヘアカタログ誌といった以前から存在する媒体はもちろん、現在ではホットペッパービューティーのヘアスタイルページやインスタグラムの投稿からヘアスタイルを検索している方もたくさんいらっしゃると思います。

ショートヘア専門のヘアカタログがあったり、ブリーチ毛のハイトーンカラーを得意としている方のインスタグラムだったりと、より自分のなりたいイメージに合わせて髪型を検索できるようになり、大変便利な時代になりました。

 

でもちょっと待って!

ヘアカタログはあくまでヘアカタログであり、実際に美容室で施術したものとは別物であることが多いです。

実際に施術をされたお客様の写真をヘアカタログとして使用されている場合ももちろんあり、その場合は除きます。

 

わたくしも、実際にヘアカタログ用の髪型の撮影をしていた美容師のひとりです。

そんな実際にヘアカタログに携わっていた美容師だからこそ知り得る、「ヘアカタログの見方・注意点」を解説していきたいと思います。

なかなかこういう情報が聞けることもないかと思いますので、是非何かの参考になればと思います。

 


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Contents

ヘアカタログとは?

ヘアカタログは、「世の人々に髪型を紹介する」という役割を担ったものではあるのですが、実はその他にも美容室側の様々な思惑を乗せたものでもあるんです。

ヘアカタログを作成するのにも美容室側にも費用がかかっているわけで、何らかの形でその費用を回収する必要があるわけです。

ではヘアカタログにはどんな思惑が込められているのでしょう?

 

  • 今後流行らせたい髪型を載せる
  • 推したい施術メニューの髪型を載せる
  • 売れやすい(バズりやすい)髪型を載せる
  • ヘアカタログを見てひとりでも多くの人に来店して欲しい

 

ざっくりまとめて言うと、「ヘアカタログの髪型がたくさんの人の目について、お店の知名度が上がり、お店の売上が上がること」がヘアカタログの美容室における本質的な目的なのです。

これは美容室というビジネスとしては当然のことであり、ヘアカタログは美容室にとっては貴重な広告塔なわけです。

そしてそれを知らずして、ヘアカタログのありのままを素直に受け止めすぎると、悲しい思いをするお客様が増えてしまうんです。

 

この記事ではそんなヘアカタログをうまく活用できるようになるヒントを、現役美容師がレクチャーしていきます。

 

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ヘアカタログの見方・注意点

モデルは可愛い人しか使わない

これ、もう気づいている人がほとんどだと思います。

ヘアカタログ誌でもインスタグラムの投稿でも、そのほとんどのモデルさんが容姿端麗の可愛くて綺麗な方です。

 

では、なぜ容姿が美しい人をモデルさんに使うのか?

その多くの理由が「可愛い人は似合わせの幅が広い」からなんです。

 

「似合わせの幅が広い」ということは、「どんな髪型でも似合う」ということです。

もっと言うと、「どんなに下手くそな美容師さんでも可愛くなってしまう」ということなんです。

 

この髪型可愛いな〜。
それは髪ではなく顔が可愛いんです。

こんなの美容師さんは教えてくれません。

 

可愛いと思ってオーダーした髪型を自分がしたら全然可愛くなかった。。

そんな経験ありませんか?

 

可愛い人は何したって可愛いんです。

乱暴に言うと、美容師の腕だってそんなに必要ないんです。

コンプレックスがある人をどれだけ素敵にできるか?が美容師の本当の実力だったりします。

 

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似合う顔型・髪質はあくまで参考程度

ヘアカタログには「似合う顔型」「髪質データ」なるものが記載されていることが多いです。

これほとんど気にする必要ありません。

というのも、、最近のヘアカタログを見ていると、ほとんどの髪型が「すべての顔型・髪質に似合う」というものが多いです。

試しに色んなサイトのヘアカタログ見てみてください。

「似合う顔型・髪質」全部にチェックが入っていませんか?

 

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パーマは実際にかけていないことが多い

「パーマヘア」を謳っておきながら、実はコテで巻いただけの髪型がほとんどです。

たとえパーマがかかっていたとしても、純粋にパーマのみの再現でつくった髪型はヘアカタログにはほとんどないといっても良いくらいです。

実際のパーマ施術後のお客様の仕上がり写真をヘアカタログにされている方は、純粋にパーマ施術のみの仕上がりであることがほとんどです。

ヘアカタログを参考にパーマ施術をするときは、お客様の仕上がり写真のヘアカタログを参考にするのが良いでしょう。

もっと言うと、お客様の仕上がり写真以外のヘアカタログはパーマ用としてはイメージを伝えるためだけのものと捉えた方が良いです。

 

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必要な施術メニューは人によって違う

ヘアカタログに記載のある「必要なメニュー」は鵜呑みにしすぎない方が良いです。

髪質や骨格、施術履歴などによってヘアデザインを作るために必要な施術内容は変わってきます

パーマや縮毛矯正、ブリーチなど一概に必要ではない場合ももちろんあります。

 

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スタイリングありきの髪型

ヘアカタログの髪型というのは、美容師の手によって時間をかけてスタイリングされたものがほとんどです。

さらに、何十枚もの撮影ショットの中から厳選された写りの良い写真を選び掲載されています。

「朝起きたらその髪型」

「何もしなくてもこの髪型」

「ただ乾かすだけでゆるふわ」

なんてことは基本的にはありません。

どんなに素敵な髪型であっても、そこには「スタイリング」という手間がかけられていることを忘れないようにしましょう。

 

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まとめ

ヘアカタログは髪型選びの強い味方ですが、思わぬ落とし穴もあったりします。

特にネットやSNSの普及により、ヘアカタログが雑誌だけだったときとは比べ物にならないほど髪型の情報に触れることが増えました。

便利になった反面、きちんと情報を処理していかないと思いがけない事態に陥ってしまうことも多々あります。

ヘアカタログが、是非みなさんの素敵な髪型のサポートのツールになるよう、この記事が何かのお役に立てばうれしく思います。

 

 

まるお