悩み解決

「ヘアカラーの色落ちが早い?色落ち防止はあるの?」現役美容師が教えるヘアカラーの色持ちについて◎

 

こんにちは、まるおです。

 

「せっかくヘアカラーをしたのにすぐ色が落ちた!」

こんな経験を誰しもがしたことがあると思います。

 

  • そもそもヘアカラーの持ちってどのくらいなのか?
  • どのくらいの頻度でヘアカラーをするべきなのか?

 

この記事では、そんな気になるヘアカラーの疑問に現役の美容師が答えていきます。

 

【市販のカラー剤は危険?】セルフカラーをおすすめしない本当の理由 こんにちは、まるおです。 カラーリングをされている方なら誰しもが経験したことがある、根元が黒く伸びる問題。 ...

 

Contents

ヘアカラーの色持ち

ヘアカラーの色持ちってどのくらい?

これ意外と知らない方も多いと思います。

 

結論から言うとヘアカラーの持ちは、

「2週間から3週間程度」

なんです。

 

色味や色の濃さによっても変わってきますが、
ほとんどの色が2〜3週間でほぼ落ちて、ブラウンに近い色味になります。

 

えっ!?
ヘアカラーってそんなに早く落ちるの!?

 

そうなんです。

 

これにはきちんとした理由があります。

ヘアカラーにおいて、カラーチェンジという概念があるため、多くのカラー剤が1ヶ月後にはカラーチェンジが可能なように色持ちを考えられているケースがほとんでなんです。

 

あまりにも長い期間色持ちが続けば、

「違う色にしたい」

という時に、色味を変えることができなくなってしまうからです。

 

2つの例外を除いては、ほぼ100%これに当てはまります。

その2つの例外が、

  1. ブリーチ
  2. 白髪染め(黒染め)

です。

 

ブリーチカラーの色持ち

ブリーチカラーとは、

ブリーチで脱色して明るくした状態の髪に色を重ねることで、通常のヘアカラーでは出せないような透明感のある色味やビビッドな色を出すためのヘアカラーのことです。

 

ブリーチカラーの色持ちは、通常のカラーと比べると短くなり、1週間もすればかなり色落ちが気になってきます

 

ブリーチをすることで色のバリエーションはかなり広がりますが、「色持ちが圧倒的に悪い」というデメリットもきちんと理解した上でブリーチをするようにしましょう。

 

白髪染め(黒染め)の色持ち

白髪染めや黒染め、いわゆる黒の濃い色素を使って染める場合の色持ちは、また少し変わってきます。

 

黒は色の中でもっとも暗く濃い色素になります。

そして「一度黒くしたものは明るくなりづらい」という特徴を持ちます。

 

ずっと白髪染めをしていた人が急に明るくすることや、黒染めからいきなり明るくするのは基本的に不可能です。

 

反面、色持ちという観点からすると、全ての色においてもっとも色持ちが良い色と言えます。

 

「白髪を抜くと増える!?」白髪の悩みに答えます!おすすめの白髪染めも紹介♪女性の髪の悩み第1位の「白髪」。いつの時代も女性を悩ませる「白髪」についての対応策をまとめました。なかなか美容室に行けない場合の「おすすめのホームカラー剤」もご紹介しています。「白髪」の悩みの解決に是非お役立て下さい!...

 

ヘアカラーの頻度

ではヘアカラーはどのくらいの頻度で染めるべきなのか?

基本的には、根元の黒い毛・または白髪が気になり始めるタイミングで染めるのが良いです。

 

ファッションカラーで約2ヶ月、白髪染めで約1ヶ月といったところです。

 

あまりに頻繁に染めるのは髪に負担となり、ダメージが蓄積したりするので、毎回毛先まで染めるのではなく、根元だけを染める=リタッチも併用すると良いでしょう。

 

頻繁にヘアカラーはできないけど色はすぐ落ちるなんて悲しい。。

 

そこで、ヘアカラーの色持ちを少しでも長持ちさせる方法をこれからご紹介します。

 

 

 

ヘアカラーの色持ちを長くするために(色落ち防止)

せっかくきれいに染めたヘアカラーも、2〜3週間もすれば色落ちが気になってきます。

「少しでもヘアカラーの色持ちを良くするための方法」を現役の美容師がお伝えします。

 

トリートメントをする

痛んでいる髪は、ヘアカラーの定着・色持ちが非常に悪いです。

これは髪の内部にカラーが定着する部分が不足しているため、染まっても色素が流出するために起こる現象です。

 

トリートメントをしたからといって、
劇的に色持ちが良くなるわけではありませんが、しないよりは絶対にした方が良いです。

髪のケアも含めて、トリートメントを行うことは髪にとってとても大切なことです。

 

【意外と知らない】美容院のトリートメントと自宅ホームケアのトリートメントの違い。「知らないと損しますよ」美容室のトリートメントとホームケア用のトリートメント、何がどう違うのかご存知ですか?これ意外と知らない人が多いんですが、実はまったくの別物なんです!現役美容師がその違いについて詳しく解説していきます◎これを読めばトリートメントの知識はばっちりです!...

色を濃く入れる

美容室で染める時、前もって色を濃く入れておくことで、その寿命を延ばすことができます。

 

しかし注意点があります。

色を濃く入れる=暗くなる

ということを覚えておきましょう。

 

色は濃くなればなるほど暗くなり、逆に明るくしようとすると色は薄くなります。

ヘアカラーは日々のシャンプーなどによっても徐々に色落ちするので、当然薄い色よりも濃い色の方が長持ちします

 

ヘアカラーの仕上がりより色持ちを重視する方は、色を濃く入れてもらうと良いでしょう。

 

カラーシャンプー・カラートリートメントを使う

自宅で自分でできるヘアカラーの色持ちを良くする方法が、「カラーシャンプー・カラートリートメントを使う」ということです。

 

アッシュに染めた場合はブルー系やグレー系を、ピンクに染めた場合はピンク系といったように、染めた色に応じてカラーシャンプー・カラートリートメントをチョイスすると良いでしょう。

 

下記の美容室専売品通販サイトでさまざまなメーカーのカラーシャンプー・カラートリートメントが購入可能です!

 

 

どちらのサイトもメーカー認証正規販売店のため、
安心して本物を購入することができるので、カラーシャンプー・カラートリートメントが気になる方は是非チェックしてみてください!

 

カラーシャンプー・カラートリートメントはヘアカラーの退色を防ぎながら色を補充してくれるので、色落ち防止に大きな効果を発揮してくれます!

特にブリーチをしている方は、すぐに黄ばみがでてくるので、ムラシャンは必須です。

 

 

まとめ

2〜3週間という意外と短命なヘアカラーの色持ちですが、「色落ちをするからこそカラーチェンジが可能」というプラスの部分もあります。

 

上手にケアをすることで、ヘアカラーの色持ちを長くすることも可能です。

せっかくキレイに染まったヘアカラーを楽しむためにも、しっかりとケアをすることをおすすめ致します。

 

ヘアカラーの色持ちに悩んでいる方のお役に、少しでも立てれば幸いです。

 

 


公式サイトはこちらから
↓↓
ヘッドスパもできる”温感”生トリートメント 

 

【美容室「お直し」完全ガイド】「お直し」は迷惑?気まずい?どこまでOK?美容室の「お直し」の悩みをすべて解決!意外と知られていない美容室の「お直し」事情。気に入らない髪型になった場合はどうすればいい?「お直し」は迷惑?気まずい?美容室の「お直し」に関する悩みをすべて解決!美容師歴15年以上の現役美容師が美容室の「お直し」を細かく解説します!...

 

まるお