こんにちは、まるおです。
初めてヘアカラーをするのってとっても緊張しますよね?
「どんなカラーが似合うんだろう」とか「どんな種類の色があるんだろう」とか、期待と不安でいっぱいの【初めてのヘアカラー】だと思います。
この記事では、そんな「初めてヘアカラーをする方」のための役立つ情報をお届けします!
初めてのヘアカラーをする前に是非ともご覧いただけると幸いです♪
Contents
ヘアカラーをする前に覚えておきたいこと

- ヘアカラーは明るさ・色・デザインで構成される
- ヘアカラーをして数ヶ月経つと根元が黒く伸びる
- ヘアカラーの色持ちは2〜3週間程度
ヘアカラーは明るさ・色・デザインで構成される
ヘアカラーでもっとも印象を変えるのが明るさです。
通常多くの日本人は黒髪の方が多いですが、髪を明るくすることで茶色や金髪になります。
明るいヘアカラーほど髪への負担は大きくなります。
通常のヘアカラーで明るくできるのは限界があり、それ以上の明るさを求める場合はブリーチ(脱色)が必要になります。
色には大きく分けて赤みを感じる暖色と、赤みを感じない寒色が存在します。
暖色系ヘアカラー
→ レッド・ピンク・オレンジ・レッドバイオレットなど
寒色系ヘアカラー
→ アッシュ・マット・グレー・ネイビーなど
我々日本人の黒髪には赤の色素が非常に強く含まれているため、欧米人のようなベージュやブロンドにするためにはしっかりと赤みを消す必要があります。
今流行りのアッシュベージュやグレージュなどのカラーは赤みを抜くために、一度ブリーチをしてからもう一度染める(ダブルカラー)が必要なケースが多いです。
ヘアカラーにおけるデザインには、ハイライトやバレイヤージュ、インナーカラーやフレームカラーなどさまざまな種類が存在します。
ヘアカラーをして数ヶ月経つと根元が黒く伸びる
髪の毛は根元から伸びてくるため、ヘアカラーをして数ヶ月経つと根元が黒く伸びてきます。
明るいヘアカラーほど根元の黒い部分が気になりやすいです。
気になる期間は人によっても変わりますが、おおよそ2ヶ月もすれば多くの方が気になるはずです。
ヘアカラーを維持しようとすると2ヶ月に1度染める必要が出てくるということです。
一度ヘアカラーをすると、この根元の黒く伸びてくる髪と付き合っていかなくてはならないことを覚えておきましょう。
ヘアカラーの色持ちは2〜3週間程度
どんなにきれいに染まったヘアカラーも時間の経過とともに落ちていきます。
その色持ちはというと、2〜3週間程度です。
ブリーチを施したダブルカラーではその寿命はさらに短くなります。
仕上がりの明るさや色味によっても変わってきますが、どんなカラーでも概ねこのくらいの期間で色落ちします。
と感じるかもしれませんが、色落ちすることで次回染めるときのカラーチェンジが可能になるので、カラーの色落ちは決して悪いことばかりではありません。
自宅でカラーシャンプーやカラートリートメントなどを使用することで、その色持ちを少しではありますが延ばすことが可能です。

ヘアカラーのオーダー方法

- 明るさの希望を伝える
- 色味の希望を伝える
- 仕上がりイメージの写真を見せる
明るさの希望を伝える
覚えておきたいのが、黒髪から明るく染まると思ったよりも明るく感じることが多いということです。
学校や仕事の関係で明るすぎる髪色がNGの場合は特に注意しましょう。
また、ヘアカラーをした髪は色落ちすると染まりたてよりも明るくなるのでその点も覚えておきましょう。
とびきり明るくしたい方は例外ですが、初めてのヘアカラーは明るすぎない明るさから挑戦することを推奨します。
明るさでいうと7〜8レベル位がおすすめです。
色味の希望を伝える
赤みのある暖色系カラーは「可愛い・女性らしい・柔らかい」といったイメージになりやすく、逆に寒色系カラーは「クール・知的・落ち着いている」などのイメージになりやすいです。
色だけで選ぶのももちろんOKですが、「自分の肌色に似合っているか?」・「自分の求める女性像・男性像にマッチしているのか?」なども踏まえて美容師さんと相談すると良いかと思います。
仕上がりイメージの写真を見せる
これ本当に超大事です!
色の感覚は人それぞれで、例えば同じピンクでも認識の誤差が必ず生まれるので、写真などのビジュアルでの共有が必須です。
「共有できるビジュアル」があるだけで美容師としても非常に助かるんです。
- 明るさ
- 色味
- ブリーチの必要性
- ハイライトの有無
- デザインカラーの有無
といった情報を得ることができるので、言葉で説明するよりもはるかに多くの情報が手に入るんです。
雑誌でもいいし、インスタのヘアの画像でもなんでも良いので、「美容師さんと共有できるビジュアル」は必ず準備しておきましょう。

誰も教えてくれないヘアカラー㊙︎情報

- ネーミングに惑わされない
- 「ブリーチなしでもできます」はできないカラーの方が多い
- まったく傷まないカラーはない
- 黒染めは最大の敵
ネーミングに惑わされない
ネットやインスタでヘアカラーを探していると、耳障りの良いネーミングのヘアカラーをたくさん見かけます。
- マーメイドアッシュ
- プラチナグレージュ
- シフォンベージュ
- メルティショコラ
- サファイアブルー などなど
名前だけ聞くとなんだか素敵なヘアカラー♪
しかし残念ながら、上記のようなおしゃれなネーミングのヘアカラーにははっきりと決まった定義があるわけではありません。
あくまでおしゃれ感を持たせるためだけの造語であることが多いです。
実際に写真を見せてオーダーするのはまったく問題ありませんが、名前だけでヘアカラーのオーダーをしたりネーミングに惑わされすぎないよう注意しましょう。
「ブリーチなしでもできます」はできないカラーの方が多い
こちらもインスタなどでよく見かけます。
「ブリーチなしでもできるかどうか」は、ヘアカラーや染め方で何とかなるものではなく、その人の髪質やもともと持っている色素によって異なるので一概には言えないのが現実です。
「ある人はブリーチなしでも出せる色でも、違う人ではブリーチしないと出せない色」
というケースは美容室では日常茶飯事で起こります。
あたかも「すべての人がブリーチなしでもできるカラー」とは考えない方が賢明です。
そしてもうひとつ。
「ブリーチなしでできる」ことを目的で来店しても実際は「ブリーチが必要です」と言われて当初の予算以上の金額を支払うことになった、ということも十分考えられますので、「ブリーチなしでもできます」という言葉には少し慎重になった方が良いかもしれません。
まったく傷まないカラーはない
ヘアカラーは薬剤を使う以上、髪をまったく傷めないというと嘘になります。
もちろん1回のヘアカラーで著しく髪のコンディションが損なわれることはあまりありませんが、それでも髪に負担がかかっていることは事実です。
傷んでいる髪はヘアカラーの色落ちが早くなるといったデメリットもあります。
可能であれば美容室でトリートメントもセットで行う、自宅でも週に何回かはトリートメントを行う、など少しだけヘアケアに意識を向けてあげると良いでしょう。
黒染めは最大の敵
黒染めをした髪は、基本的にヘアカラーで再び明るくすることは不可能です。
黒染めをした髪を明るくするには、ブリーチ・脱染剤といったものが必要になってきます。
ブリーチ・脱染剤を使用する施術は必要な予算が高くなるのはもちろん、髪へのダメージも大きくなります。
という安易な考えでの黒染めは後悔するケースが非常に多いです。
黒染めのもっとも厄介なところは、時間が経っても黒の色素が髪から完全に消えることはないということです。
というのは残念ながら通用しないのです。
少し大袈裟ですが、黒染めをするときは「染めた髪を切り落とさないと明るくできない」くらいの覚悟で染めるようにしましょう。
まとめ
期待に胸がふくらむ「初めてのヘアカラー」ですが、その前にいろいろと知っておくことで失敗を減らせたり、より満足度の上がるヘアカラーを叶えることができます。
この記事が、皆さまの「初めてのヘアカラー」を成功させる手助けになればうれしく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
まるお