こんにちは、まるおです。
女性の髪の悩みで非常に多いのが髪のダメージです。
パサついたり、ツヤがなくなったり、ひっかかったり、切れ毛や枝毛など、皆さん何かしらの髪のダメージで悩まれている方がほとんどかと思います。
むしろ髪のダメージで悩んでいない、という方の方が圧倒的に少ないのではないかと思います。
しかし、「自分の髪のダメージ具合い」ってなかなか自分では分からないものだったりします。
それもそのはず、自分以外の方の髪と自分の髪を見比べたり比較したりすることってなかなかないと思います。
この記事では、現役の美容師があなたの髪のダメージレベルを解説していきます。
おすすめのヘアケア方法もお伝えしますので是非ご覧頂ければと思います。
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髪のダメージの種類と原因

物理的ダメージ
という方も多くいらっしゃいます。
その原因の多くがこの物理的ダメージです。
- コーミングやブラッシングのやり過ぎ
- 衣類や枕との摩擦・擦れ
- 濡れたままの髪への物理的刺激
- カットによる梳きバサミの使い過ぎ
上記はすべて髪のダメージに繋がります。
特に髪は濡れているときがもっとも弱い状態になるので、濡れている時間をなるべく短くしてあげることが大事です。
この物理的ダメージの多くが髪の表面、キューティクルの損傷の場合が多いです。
キューティクルが損傷すると、髪内部の栄養分まで流出してしまうのでどんどんダメージが進行します。
髪表面をコーティングしてくれるようなトリートメントを使用することで、キューティクルの保護にも繋がり、ダメージの進行を抑えてくれます。
特に洗い流さないトリートメントでのケアがおすすめです。
薬剤ダメージ
ヘアカラーやパーマなどの施術の際の薬剤によるダメージです。
頻繁にヘアカラーをされる方は特に気になるダメージかと思います。
ヘアカラーやパーマ・縮毛矯正などの施術をする以上避けられないダメージではありますが、美容室でのヘアカラーやパーマの施術後にトリートメントの施術を受けることが何よりのダメージケアになります。
毎回トリートメントをすることが理想ではありますが、難しい場合は季節ごとのケア、そして自宅でのホームケアを行うことが大切です。

熱ダメージ
ドライヤーやコテ・ストレートアイロンなどの熱によるダメージです。
美容室の施術でもデジタルパーマや縮毛矯正はこの熱ダメージを受けやすいです。
熱ダメージは髪内部のタンパク質が硬化し、髪の手触りが硬く感じる特徴があります。
コテやストレートアイロンは180°Cの高温を髪に直接当てることにより、大きな負担がかかります。
もし毎日コテで巻いたり、ストレートアイロンで真っ直ぐする習慣がある方は、パーマや縮毛矯正をかけてしまった方がダメージが抑えられる場合もあります。
ケア方法としては、熱から守ってくれる・熱の力を利用して髪に浸透するようなヒートプロテクトタイプのトリートメントがおすすめです。
髪のダメージレベル

ダメージレベル1
見た目のダメージはほとんど感じない状態で、触るとやや毛先のザラつきを感じる程度です。
物理的ダメージの要因を受けていることが多いので、髪をきちんと乾かす・乾かす前に洗い流さないトリートメントを使う・丁寧に梳かすなどのケアがおすすめです。
ダメージレベル2
ツヤが減り、パサつきが見た目でも現れてきます。
手触りもパサつきやザラつきを感じるようになり、乾燥も気になり始めます。
これ以上ダメージが進行すると内部ダメージに繋がるので、早めのケアがおすすめです。
特に毎日コテやアイロンを使う方の熱ダメージは大きく関係してくるので、熱によるダメージケアも行うようにしましょう。
ダメージレベル3
指通りが悪くなり、引っかかったりすることが増えてきます。
枝毛・切れ毛も目立つようになり、パサつきがかなり気になるようになります。
ヘアカラーやパーマの施術後まったくトリートメントなどのケアをしていないとあっという間にこの状態までダメージが進行します。
美容室でトリートメントの施術を受けたり、自宅でのケアも大事になってきます。
ダメージレベル4
髪内部のタンパク質などが流出し、水分を含みやすい状態になっています。
乾燥がひどく、ダメージによる髪の広がりも気になるようになります。
いわゆるブリーチの施術をした髪のような状態で、指通りも非常に悪く、バサバサの状態です。
美容室での定期的なトリートメントに加え、明らかにダメージが気になる毛先部分はカットしてあげた方が良いです。
この辺りのダメージから、ヘアカラーとパーマ・縮毛矯正の施術の共存ができなくなってくることが多いので注意してください。
ダメージレベル5
ここまでダメージが進行してしまうと、もはや通常のヘアケアでは補いきれなくなります。
指もほとんど通らず、水に濡らすとゴムのように伸びて切れる状態です。
この状態になると、美容室でも基本的に薬剤を用いた施術は断られることが多くなります。
ダメージ特化の美容師さんや美容室で相談するのが良いでしょう。
まとめ
「髪の毛を全く傷めない」というのはなかなか難しいですが、美容室での定期的なケアや毎日のホームケアでそのダメージを最小限にしてあげることはできます。
髪のダメージは進行すればするほど深刻になり、ヘアカラーやパーマの施術ができなくなってしまうことも大いに考えられます。
素敵なヘアスタイル・ヘアデザインを楽しむためにも、日頃からこまめなヘアケアを心がけて頂ければ幸いです。
まるお