こんにちは、まるおです。
美容師になってから早18年になります。
などなど、美容師とファッションは切っても切り離せないイメージの方が多いと思うんですが実際のところはどうなんでしょう?
あくまで個人的な部分が大きいですが、18年間美容師を続けてきた立場から分かる、実際の「美容師 × 洋服・ファッション」について包み隠さずお話していこうと思います。
意外な部分もたくさん見つかると思うので、是非最後までご覧くださいませ♪
美容師も愛用♪
モロッカンオイル公式通販サイトはこちら
↓↓↓
Contents
美容師の洋服・ファッション

黒い服着がち
これは実際に感じられているお客様方も多いと思います。
これには実は理由があるんですね。
美容師という仕事は、ヘアカラーの薬剤などでどうしても洋服が汚れやすい仕事なんです。
汚れを目立たなくするために自然と黒服が多くなりクローゼットが黒だらけ、、なんて美容師さんも少なくありません。。
黒服は落ち着いて見えるというメリットもあるので、好んで着る人も多いですね。
汚れも目立たずきちんと感も出せる、美容師にとっては無敵の色なんです。
実は多い白服族
大正解です。
なんですが、実は白服には他の色にはないメリットがあるんです。
それは「漂白」ができるという点です。
どんなに汚れようと、漂白をすることで再び真っ白にできる白服は汚れの強い味方なんです。
白は清潔感もあり、お客様に与える印象もクリーンな印象があり、黒に負けず劣らず美容師から人気の高い色です。
ただし、此処で言う白は真っ白に限り、漂白で変色してしまうオフホワイトやアイボリーなどは避けられる傾向にあります。
古着率高い
いつの時代も古着は美容師にとっては人気のアイテムです。
おしゃれな雰囲気を出しやすい・比較的安価で買える・多少汚れても味になりやすい、などといった理由から、特に若い美容師アシスタントからは絶大な支持を得ています。
かくいう自分も、お金のなかったアシスタント時代は1着300円ぐらいの激安古着を買い漁っていました。。
革靴派とスニーカー派がいる
きちんと感が高まる革靴派と動きやすさ重視のスニーカー派に分かれる傾向にあります。
実際の美容師としての立場からすると、スニーカーは確かに動きやすいんですが、靴紐部に髪の毛が溜まりやすいというデメリットもあります。
毎日革靴を履いている方であれば共感してもらえると思うんですが、意外と慣れると履いてて楽なのは革靴だったりしますよね。
年中帽子を手放さない美容師がいる
帽子の美容師さん、本当に多いです。
自分も帽子族だった時がありました。
自分の場合はおしゃれ的な部分よりも、髪の毛をセットしなくていい楽さからほぼ毎日帽子だった時があります。
実際に一緒に働いたスタッフにはいませんでしたが、もしかしたら薄毛を隠すために、、なんていう美容師さんもいるかもしれませんね。。
クロムハーツ派とゴローズ派に分かれる
アクセサリー大好きな美容師さん、多いです。
なかでもクロムハーツとゴローズは2大人気ブランドです。
どこの美容室でも必ずひとりくらいはクロムハーツかゴローズをつけているスタッフさんがいるはずです。
今度美容室に行かれたら、待ち時間にでもそんなスタッフさんを探してみてもたのしいかもしれません笑
そして首・腕・指にジャラジャラつけている美容師さんがいたら、その方は間違いなく売れっ子美容師さんだと思います。
意外と多いユニクロ・GU
はい、これ自分です。
仕事で着る洋服は9割がユニクロ・GUです。
やはりそのコスパから「汚れても気にならない」という部分が圧倒的に大きいんですが、近年のユニクロ・GUはデザインや品質もとても良いので本当にお世話になっています。
インスタやYouTubeなどでもユニクロ・GUを紹介されているインフルエンサーの方もたくさんいらっしゃいますし、もはやひとつのファッショントレンドであることは間違いないでしょう。
ユニクロ・GUを身に纏ってお仕事をされている美容師さんもとても多い印象です。
トレンド追従 VS 個性派
ファッションにトレンドが存在し、そのトレンドに乗るのもひとつのおしゃれですが、反対に「人と被らないもの・流行を追わない」ことでおしゃれを表現される人もいます。
トレンドとは無縁な、いわゆる個性的なファッションの美容師さんもとても多いです。
そういった面からも、美容師さんのファッションは見ていてとても楽しいです。
絶滅危惧種の革ジャン営業
最近はめっきり見かけなくなりましたが、革ジャンいわゆるレザージャケットを羽織ったままカットされる美容師さんが以前はたくさんいらっしゃいました。
見た目はかっこいいんですが、、重いしゴワつくし動きづらいのは間違いないんです。。
機能性はほぼ皆無ですが、それでもやはり見た目重視で革ジャンでお仕事されている方もいるにはいらっしゃいます。
同じような理由からか、ジージャン(デニムジャケット)やテーラードジャケットといったいわゆるジャケットを羽織って働いている美容師さんも昔と比べると少なくなったように感じます。
洋服・ファッションに決まりがあるお店がある
さまざまな価値観が認められるようになった現代では少なくなりましたが、お店のカラーに合わせたファッションを義務付けているお店も存在します。
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ほんとに存在するんです。
自分も過去に働いていたお店がそうでした。
デニムNG・帽子NG・スニーカーNG・ダメージ系NG・タンクトップ(キャミソール)NGというにわかに信じられないような規制がありました。
現在でもそれが続いているかは定かではありませんが、幅広い年齢層のお客様に対応できるよう、そして会社のブランドイメージのため、このような決まりがありました。
ひと昔前は、意外とこういったお店は少なくありませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
美容師という仕事はファッションとのつながりも非常に深いお仕事なので、ファッションにこだわりを持っている方も多くいらっしゃいます。
その一方で肉体労働であるため動きやすさを重視したり、汚れに気を遣ったりと、「好きな服を好きなように着れない」という面もあるんです。
次回美容室に行かれる際は、そんなことを頭の片隅に置いて美容師さんのファッションに目を向けてみてください♪
まるお