こんにちは、まるおです。
美容師という仕事は一見華やかに見えがちですが、その実態は厳しい世界であることも事実です。
長い下積み時代、肉体労働、手荒れや腰痛、安月給etc..と今なおその職場環境は改善の必要が多くある業界です。
それでも、美容師という仕事は自分の腕一本で人を喜ばすことのできる素晴らしい職業です。
わたくしまるおも15年以上美容師という仕事を続けてこれたのも、美容師という仕事の素晴らしさを身を持って感じることができているからです。
この記事ではそんな美容師歴15年以上の店長経験もある現役の美容師が、「美容師に向いていない人・向いている人」の特徴をそれぞれ紹介していきます。
これから美容師を目指しているという方はもちろん、現在美容師で美容師を辞めようか迷っているという方にも是非読んで頂きたい内容になっています。
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Contents
美容師に向いていない人

美容師ははっきり言って楽なしごとではありません。
15年以上の美容師人生の中で、志半ばで辞めていく人たちを本当にたくさん見てきました。
美容学校の学費は決して安くはありません。
自分で学費を払うにしろ、親に払ってもらうにしろ、高額な費用です。
美容師になるにはそれなりの覚悟をもって決めることを強くおすすめします。
「美容師はかっこいい」と思っている人
そうです、ほとんどの美容師を志す人はここからスタートします。
大事なのはそれに負けない強い意思があるかどうかです。
見た目の華やかさにだけ目を奪われ、美容師という仕事の本質をまったく見ることなく美容師になった人たちの多くは「思っていたのと違う」と辞めていきます。
はっきりと言っておきます。
美容師自体はかっこいい職業ではありません。
一生懸命頑張って、努力して、腕を磨いてきた美容師だからかっこよく見えるんです。
「美容師になったらかっこいい」などという軽い思考で続けていけるほど、美容師の世界は甘くありません。

稼ぎたい人
美容師はまったく稼ぐことができない職業ではありません。
しかし美容師で稼ぐことができるのは本当に選ばれたわずかな人間しか稼げません。
最初の駆け出しのアシスタントの時代などは生活もままならないほどの低収入の時期もあります。
「お金が欲しい・稼ぎたい」という人は、基本的に美容師の仕事は向いていません。
ちなみに美容師の平均年収は284万円で、日本全体の平均年収が436万円と言われていますのでその低さがうかがえると思います。

自由な時間が欲しい人
しっかりと休日が欲しい人、自分の自由な時間が欲しい人は基本的に美容師は向いていません。
営業後の夜のトレーニングはもちろん、営業前の朝練、休日のトレーニングやミーティングも当たり前と、自分が自由に使える時間は圧倒的に少ない職業です。
ひとつ誤解しないで欲しいのが、それらの時間はすべて「自分の未来への投資の時間」だということです。
自分の技術を高めるため、自分の知識を深めるため、すべては美容師としてお客様に喜んでもらうための時間です。
その時間を自分自身に投資できないようであれば美容師という職業は向いていません。
メンタルが弱い人
美容師は決して楽な職業ではありません。
肉体的にも精神的にも負担が少なくない職業です。
さまざまなストレスに打ち勝てる強いメンタル力が必要になってきます。
メンタルが弱いと体も壊しやすくなります。
もちろんメンタルは鍛えることも可能なので、今メンタルがそれほど強くないという方もこれからの自分次第で何とでもなります。
人のために動けない人
美容師は基本的に人に奉仕する仕事です。
もちろんヘアスタイルを提供する技術職ですが、来店されたお客様をもてなし喜んで頂くという接客業という側面も併せ持ちます。
人のために動けない、自分のことしか考えていないような人は美容師と言う仕事には向いていません。
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美容師に向いている人

美容師という仕事が天職という人もいます。
「好きなことを仕事にできる」「好きなことで食べていける」ということは何よりの強みであり、幸せなことです。
美容師に向いている人というのはこんな人たちです。
細かい作業が好きな人
ものづくりが好きな人、特に細かい作業が好きな人にとって美容師はとても向いている職業だと言えます。
美容師は手先が器用な人が多いイメージがあるかと思いますが、手先を使う仕事が好きな人が多いというのが正しい解釈かもしれませんね。
まめな性格の人
美容師は接客業のため、細かい気配りを求められます。
繊細な感性の人や、まめな性格の人はとても美容師に向いています。
お客様からはもちろん、一緒に働くスタッフからも喜ばれる存在となれるはずです。
きれい好きな人
これはもういわずもがなですね。
自分の頭をきれいにしてもらうならきれい好きな人の方が良いに決まってますよね?
性格は顕著に仕事に出ます。
几帳面な人の仕事は几帳面だし、乱雑な性格の人の仕事は乱雑なものです。
同じ髪を扱ってもらうなら、きれい好きの人に扱ってもらいたいのは人として当然の感情です。
きれい好きな人は、美容師に向いているのはもちろん、お客様からの支持も得やすいのは間違いありません。

おしゃれが好きな人
髪型にもトレンドがあります。
おしゃれが好きな方なら自然にそのトレンドを自分の中に取り入れ、吸収していくはずです。
美容師は髪型を作る職人であると同時に、ヘアスタイルを華やかに彩るデザイナーでなくてはなりません。
おしゃれに興味がない人より、おしゃれが好きでおしゃれに敏感な人の方が美容師に向いているのは間違いありません。
人が好きな人
美容師という仕事におけるお客様は、マネキンの頭ではなく人間です。
「きれいな髪になってほしい」
「素敵になって喜んでもらいたい」
という人を思いやる気持ちが、美容師にとって何より大事なものです。
ちょっとくらい不器用だっていいんです。
練習すれば誰だってできるようになります。
それよりも、人に対する愛情のほうがよっぽど必要なスキルなんです。
人が好き、それだけで美容師を目指す才能は十分にあるんです。

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まとめ
美容師は決して楽な仕事ではありませんが、自分の技術さえあればどこでも働くことのできる数少ない職業でもあります。
カリスマ美容師ともてはやされた時代は終わり、本当の意味でこれからの業界だと強く思います。
そしてそんな美容業界の新しい時代を作っていくのは、これから美容師を目指すあなたです。
美容師は自分の手で人に喜んでもらえる、とても素晴らしい職業です。
自分も15年以上美容師を続けてきましたが、本当に美容師になってよかったと心から思います。
この記事が、美容師を目指すみなさんの何かのお役に立てればうれしく思います。
まるお