こんにちは、まるおです。
世間を騒がせている新型コロナウイルス。
多くの都道府県で不要不急の外出自粛要請が出ている中、
という声をよく聞きます。
この記事では、新型コロナウイルスと美容室について解説していきます。
なお新型コロナウイルスだけではなく、
インフルエンザをはじめとする多くの感染症にも当てはまる内容となっていますので、是非何かのお役に立てれば幸いです。
Contents
美容室に行っても大丈夫なのか?

これ、結論から述べると、
「行かない方が賢明です。」
美容室という場所は、その形態上、
- 換気の悪い密閉空間
- 人が密集する場所
- 密接した近距離での会話
という避けるべき「3密」の要素を限りなく含みやすい場所だからです。
換気の悪い密閉空間

美容室の店内レイアウトによりますが、
しっかりとした換気をすることが難しいお店も存在します。
特に地下のテナントのお店 、建物自体に窓の作りがないお店などは、
この例に当てはまる可能性があります。
美容室の店内は保健所の検査などもあるため、
一定の換気ができるよう定められています。
しかしすべてのお店が、
ウイルス感染拡大防止に必要な換気ができるかどうかは少し疑問が残ります。
お客様へのアドバイスとしては、
店内レイアウトなどが分からない、初めて行くお店などは避ける方が賢明です。
いつも通っているお店がある方も、
「窓はあったか?換気は充分可能なお店だったか?」
今一度思い出してみることをおすすめします。
人が密集する場所

こちらも多くの美容室で当てはまることが多いです。
何人ものお客様を同時施術するようなお店はもちろん、
スタッフ従業員数が多いお店 、狭い店内のお店などはこれに当てはまります。
「オーナーさんひとりでマンツーマンでお客様の施術をしている」
ようなお店以外は、多くのお店が人と人との密集を避けられない状態にあります。
密接した近距離での会話

これはもう、美容室という空間では避けられない状況になります。
美容師が直接お客様の髪に触れる以上、
近距離での施術は避けられません。
ヘアスタイルを作るのに、
どうしてもコミニュケーションを取る必要があるため、
ある程度の密接した距離感での会話は必須になります。
その他の懸念材料
✔️ドライヤーの使用
ウイルスの拡散防止のため、
手を洗った後に使用するハンドドライヤーの使用を控えることが叫ばれています。
美容室で使用するドライヤーも同じです。
ドライヤーがウイルス拡散を助長してしまう可能性は充分あります。
✔️不特定多数者との接触
マンツーマン対応の美容室以外は全て該当します。
受付、シャンプー、カットetc…
様々な場面でスタッフが、入れ替わり立ち替わり替わるようなお店では、多くの人間と接触をすることで、感染のリスクを高める可能性があります。
✔️繁華街への外出
美容室はその立地上、
繁華街など人が集まる場所に立地することが多いです。
外出自粛要請が叫ばれる中、
人が集まる繁華街への外出は、それだけでもリスクを伴います。
美容室に行けないと?

ヘアスタイルを綺麗に保てない
髪は伸びます、そしてヘアスタイルは崩れていきます。
ヘアカラーでは根元が伸びるし、まとまりが悪くなったりなど、
ヘアスタイルを綺麗に保つことが出来なくなります。
自分の身なりが整っていないと、精神的にも参ってしまうこともあります。
カットやパーマは美容室に行かないと難しいですが、
ヘアカラーに関しては、セルフカラーを使って応急処置するのもひとつの手です。


美容室で買ってる商品が買えない
美容室で専売品のシャンプーやスタイリング剤を購入している方も多いでしょう。
美容室に行けなくなるということは、商品も店頭で購入できなくなるということです。
幸い、今はネットでも取り扱う商品が多いため、
「全く購入できない」という事態はないでしょう。

しかし、偽物なども出回るネットの購入に否定的な方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、
メーカー認証正規販売店のビューティーパークでの購入をおすすめします。
ビューティーパークは美容室専売品を扱うサイトで、
数少ないメーカーの認証を得た正規販売店です。
美容室専売品を安心してネット購入をすることができます。

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ビューティーパークで購入できる商品で代表的なものは、
などがあります。
自分で使っている商品がないか、一度チェックしてみると良いです。
美容室に行けない時の対策については、以下の記事でも詳しく解説しています。

美容室側の対応策は?

美容室側にとっても、
感染症拡大の問題は非常に深刻な事態であることに間違いありません。
営業自粛などを検討するお店などもあります。
しかし実際のところ、お店の運営には売上が必要です。
売上が無くては、スタッフの給料も支払うことができません。
「営業自粛」というだけではなかなか営業を取りやめることができないのが現実です。
美容室側が、
お客様の安全、そしてスタッフの安全を守るために何をすべきなのかをまとめました。

マスクの着用の徹底
必須項目です。
しかしそのマスクも品薄状態。。
マスクなしでの営業は、スタッフ・お客様共にリスクが高すぎます。
何よりお店側のモラルさえ疑われてしまいます。
手指消毒の徹底
スタッフのお客様ひとり毎の手指消毒はもちろん、
入店されるお客様ひとりひとりにも手指消毒を徹底して頂き、ウイルスを店内に持ち込まない努力が必要です。
お客様に使用する器具の消毒の徹底
タオルやケープなどのお客様に直接触れるものの、お客様毎の交換・消毒の徹底が必要です。
法律で定められていますが、
いつも以上に神経質な徹底が必要な時です。
空間除菌
空間除菌も非常に有効です。
こちらの商品は、今美容室で注文が殺到しており、ディーラーも在庫待ちというほどの人気ぶりです。

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予約の制限
店内の密集度を下げるためです。
お客様同士を1席空けてご案内する、などの対処が必要です。
そのためには、予約の制限が避けられません。
店内の席数と予約数を、お店側でコントロールする予約の取り方が大事になってきます。
お店の換気の徹底
ウイルス感染拡大を防ぐために避けるべき「3密」
そのひとつに、『換気の悪い密閉空間』があります。
可能な限り、お店の換気状況をMAXにしておく必要があります。
スタッフの出勤前の検温
スタッフの健康管理も、お客様・スタッフの安全を守る上で非常に重要です。
朝の検温で発熱のあるスタッフや、体調不良のスタッフの出勤を控えさせることで、
ウイルス感染拡大の可能性の芽を摘むことに繋がります。
可能な限りのマンツーマン対応
不特定多数の人間との接触を避けることが目的です。
接触人数を最小限にすることで、感染のリスクを減らす効果があります。
完全マンツーマンは難しくても、携わるスタッフの人数は最小限に抑えるのが好ましいです。
美容師はどうなる?

お客様の足が途絶えると、働く美容師にも間違いなく影響があります。
その中でも一番の影響は、やはり減給でしょう。
国や自治体からの保証だけでは、心許ないのは間違いありません。
美容師という仕事は、
テレワークや在宅ワークといった働き方はできません。
お店の営業ができなくなれば、必然と仕事はなくなり、もちろん収入も大きくダウンします。
多様な働き方が生まれている今、
美容師一本というのは、非常にリスキーな働き方です。
こんな時代だからこそ、美容師も真剣に収入・副業について考える時です。
下記の記事を是非読んでみてください。


まとめ
美容室という場所は、
スタッフ・お客様含めて、たくさんの人々が行き交う場所です。
それに加えて密接した距離感で施術を行う、
感染症拡大という側面からは、決して安全な場所とは言い難いです。
勇気を持って営業を自粛することも、
スタッフ・お客様の安全のためだということをしっかりと自覚する必要があります。
止むを得ず営業をするとしても、
出来得る限り最大限の対策をして、営業することが非常に大切です。
美容室でクラスターを起こさないためにも、
ひとりひとりの美容師、そして美容室が、しっかりと対策をとることが、美容に携わる人間として取るべき行動です。



まるお