美容室

【美容室の繁忙期・閑散期】曜日や時間帯で違うお店の混雑具合いを徹底解説!

 

こんにちは、まるおです。

 

「なるべく美容室が空いてる時に行きたい」

「混み合っている美容室は待たされるから嫌い」

そう思われる方がほとんどかと思います。

 

逆に、

「混んでいる美容室が好き」

「バタバタ慌ただしい店内が落ち着く」

という方はごく少数、というかほぼいないのではないでしょうか?

 

美容室には混雑しやすい時期、月、曜日、時間帯etc…様々な要素があります。

どんなに人気のお店でも、年間365日いついかなるときでもお店が混雑しているケースは稀です。

 

出来ることなら少しでもお店が落ち着いている時に施術してもらいたい、と思うのが人間の素直な心理だと思います。

 

この記事では美容室の混雑具合いについて、そして繁忙期・閑散期について、実際に現場で働く現役の美容師だからこそ知り得ることを詳しく解説していきます。

 

 

Contents

混雑した美容室に行くデメリット

待たされる・時間がかかる

混雑した状態というのは、たくさんのお客様が同じ時間帯に来店されている状態です。

スタイリストが何人ものお客様を掛け持ち、同時施術を行なっている状態です。

 

場合によってはお店やスタッフ数のキャパを超えた過剰な掛け持ちにより、お待たせしてしまう時間が生まれます

 

さらに待たされる時間が生まれることで、予定の施術時間よりも長く時間がかかってしまうこともあります

 

この部分が混雑したお店に来店する最大のデメリットです。

 

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施術が雑になる

美容師も人間です。

何人ものお客様を掛け持っての施術は、やはり全ての力が分散します。

お待たせしているお客様のことを考えると、省けるものは省いていく仕事の仕方になります。

 

いつもなら丁寧にやってくれる施術が、何だか雑に感じてしまう部分は少なからずあると思います。

 

 

担当じゃない人が多く施術に入る

元々が分業制のサロンであれば、常にこのようなケースも多いかと思いますが、

お客様の数が増えれば増えるほど、ひとりのお客様にかけられる時間は減っていきます。

 

カット以外は全て他の人が施術する、というケースも珍しくありません。

スタイリストを指名する意味、果たしてあるんでしょうか?という状態ですね。

 

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お店の雰囲気がピリピリしている

忙しいとき、人間がピリピリしてしまうのは仕方のないことです。

しかし、それが美容室という空間で感じ取れてしまうのは大きな問題があります。

 

美容室はゆったり寛げる、リラクゼーションの空間でなければいけません。

活気があるのと、バタバタ忙しないのは全く異なるものです。

 

この辺りはお店やスタッフの力量によるところが大きいですが、やはり混み合ったお店はピリついた雰囲気になることが多いです。

 

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美容室の混み具合

では、具体的に美容室の混雑具合について説明していきたいと思います。

混みやすい曜日・空きやすい曜日

土日は言わずもがな、1週間のうちで最もお店が混み合います。

 

土曜と日曜を比べると、土曜の方が忙しいことの方が多いです。

逆に土日が終わった月曜日はお店が落ち着きやすくなります

 

あとの平日はどの曜日もあまり差はありませんが、金曜だけは平日の中でも混み合いやすいです。

 

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混み合いやすい時間帯・空きやすい時間帯

時間帯別でいうと、平日と土日祝日で違いがあります。

 

まず平日ですが、オープンから午後早めの時間までは混み合うことが多いです。

さらに夕方〜夜もお仕事帰りの方などの来店があるため混み合いやすいです。

特に金曜の夜は土日並みに混み合うことも。。

 

平日では14〜16時の間の時間が比較的落ち着きやすい時間帯です。

平日特に予定などない方は、この時間を狙っての来店がおすすめです。

 

土日祝日はほぼ1日を通して忙しい場合が多いですが、土日共に夕方以降の遅めの時間は穴場で、空いていることが多いです。

休みで夜は予定を入れたり、次の日に備えて家でゆっくりする人が多いのでしょうか、意外と狙い目だったりします。

 

 

混み合いやすい日・空きやすい日

混み合いやすいのは月末月初、特に月末のお給料日後(毎月25日前後)は混み合いやすいです。

 

反対に月の真ん中、いわゆる月中は比較的落ち着きやすい傾向にあります

月末の週末は、ほぼどのお店でも混雑のピークと言えるでしょう。

 

 

美容室の繁忙期

1年を通じても美容室には繁忙期と閑散期があります。

 

まず繁忙期ですが、3月、7月、12月は特に混雑が予想される時期です。

 

3月は年度の終わり、そして新年度に備えての身だしなみの整頓。

12月は、年末のうちに髪を綺麗にして新しい年を迎えたいという願望。

7月はお盆などの実家への帰省前に、また湿気の時期で髪がまとまらないなどのトラブルが多いため、と予想されます。

 

他にも4月、6月なども比較的混み合いやすい月と言えるでしょう。

 

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美容室の閑散期

反対に、閑散期は1月、2月、8月、11月と言われています。

 

1、2月は12月と3月の繁忙期に挟まれた期間のため。

8月は7月の繁忙期の後、11月は12月の繁忙期の前のため、それぞれ落ち着きやすい月です。

 

基本的に繁忙期の前後は閑散期になりやすい傾向にあります。

 

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まとめ

お客様にたくさんご来店頂ける美容室というのは、それだけたくさんの方に支持されている証でもあります。

しかし、過剰なお店の混雑は技術やサービスの質を低下させてしまうひとつの要因でもあります。

 

美容室も商売である以上、どこの美容室も1円でも多く売上をあげたいと思うのが真っ当です。

しかし、お客様の満足なくしては永続的なお店の繁栄はあり得ません

 

どうかお客様に負担を強いてまで、売上を獲りにいくようなことのないよう、業界全体で取り組んでいきたいものです。

 

そして、お客様として美容室に来店される皆様も、少しでもお店が落ち着いている時にご来店でき、満足できるヘアスタイルと時間が過ごせるよう、この記事が何かの役に立てばうれしく思います。

 

 

まるお