こんにちは、まるおです。
ホットペッパービューティーに掲載しているサロンさんは、
ほぼ確実といっていいほどクーポンの用意があります。
もともとホットペッパーというもの自体がフリーペーパークーポン誌から発展したことを考えると当然ですよね。
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ホットペッパービューティー
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Contents
ホットペッパービューティーのクーポンの種類
ご新規様限定クーポン
ひと昔前はクーポンというと、初めてお店に来店される方限定、つまりご新規様限定というのが常識でした。
初めて行く美容室、自分に合うお店か分からないのに高額な料金を支払うのはリスクが高い。
そのハードルを少しでも下げるために、お試し的な料金でご案内する。
それが美容室におけるクーポンの存在でした。
しかし、価格競争による価格低下進み、クーポンは通常料金の半額というサロンも登場してきました。
そしてクーポンによるお客様の美容室回遊
毎回クーポンを使用して安く美容室に通うという、いわゆる初回荒らし的なお客様が増えました。
「気に入ったけど、次回は違う美容室でクーポンを使って安く」
満足感が料金を超えられない
という事態が生まれたのです。
2回目・3回目クーポンの誕生
美容室側は料金を安くすることで、入り口のハードルを下げて、少しでも多くのお客様にご来店してほしい。
しかしその後には、永続的に通ってくださるお客様を求めています。
一度だけの来店ではなかなかその美容室・美容師さんの本質までは見えてかないことが多いです。
何度か通うことで見えてくる部分がたくさんあります。

そこで近年では、2回目・3回目も使えるクーポンを用意しているサロンも多いです。
4回目までに通いたいサロンかをジャッジしてくださいね、というものです。
ずっとその料金の永久クーポン
これはもはやクーポンではありません。
そのサロンの正規の通常料金になります。
クーポンという言葉の耳障りの良さを利用した印象操作です。
永久クーポンを謳うサロンは、低価格サロンが多いため、
通常料金=クーポン料金
という図式が成り立つのです。
個人スタイリスト限定クーポン
このクーポンも現在では当たり前のように目にしますが、きちんと登場した背景があります。
クーポンの力がとても強く、指名なし、いわゆるフリー客というのがとても増えました。
指名なしのフリー客は、基本的にその時手が空いているスタイリストが担当します。

お店の予約管理的な問題や、スタイリストの指名予約の増加を狙い、
特定のスタイリストしか使えないクーポンが生まれました。
それぞれのスタイリストが得意な技術や、売りにしているメニューなどが多いので、
目当てのメニューや、魅力的な個人クーポンがあれば是非ご利用をオススメします。
平日限定クーポン
美容室は土日と比べると、どうしても平日はお店が落ち着いてしまいます。
その状況を打破するため生まれたクーポンです。
逆にいうと、
お客様は落ち着いた空間で、よりリーズナブルに美容室を利用できるというお得クーポンです。
平日に時間の取れる方はこちらのクーポンのご利用を是非オススメ致します。
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ホットペッパービューティー
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ホットペッパービューティークーポンのメリット・デメリット
クーポンによるメリット
お試し価格で美容室に行ける
特に初めて行く美容室は、料金に見合った価値を見出せるか不安かと思います。
そんな時、クーポンは力強い味方。
気軽な気持ちで、初めて行く美容室にも足が向きます。
クーポン価格でお店の質をある程度測れる
これ結構大事です。
クーポンが安いということは理由があるんです。
- 安くしないとお客様が来ない
- 安くできるだけの、質の悪い商材を使用している
- 質より量をこなす仕事
などなど。
同様にクーポンが高いということにも理由があります。
- 高くてもお客様が来店される
- 質の良い高価な商材を使用している
- 量より質の仕事
などです。
料金はそのものの価値を示すひとつの形です。
指名しやすくなる
上で述べた個人スタイリスト限定クーポンの存在により、
スタイリストの得意な技術とお客様の求めていることのマッチングがしやすくなります。
自分と相性のよい美容師さんと出会える確率も上がります。
クーポンによるデメリット
料金の金銭的麻痺が起こる
クーポンはあくまでもクーポン。
そのお店の通常料金ではありません。
クーポンに慣れると、通常の料金がとても高いものに思えてきます。
しかし、通常料金が高いのではありません。
クーポン料金が安すぎるのです。
通常料金の半額、ひどいところでは70%オフというサロンも存在します。
料金設定の可否はともかく、その料金に慣れてはいけません。
自分に見合った正しい金銭的感覚を身に付けることが大切です。
美容室がいくらでも選び放題になる
これはメリットでもありデメリットです。
自分が長く通いたいサロンを探している方には最大のデメリットです。
「安いお店はいくらでもあるし〜」
この思考回路が美容室難民を生み出すひとつの要因です。
選択肢が多ければ多いほど、人は迷う生き物です。
- 安すぎるお店には行かないでおこう
- 気に入ったら3回は通ってみよう
- 前回の担当の人を指名してみよう
など、自分でルールを決めましょう。
行きつけの美容室を探すためには、自ら選択肢を狭めていくこともひとつの大切な要素です。

まとめ
価格・料金というものは消費者にとってとてもシビアなものです。
安いものには理由がある
高いものにも理由がある
是非そのことを忘れないでください。
ホットペッパービューティーの誕生により、美容室はその料金価値を見失いつつあります。
なんのための料金なのか?
なんのためのクーポンなのか?
我々美容師も考えなければいけない時に来ています。
全ては、
お客様が安心して、信頼して通える美容室・美容師さんと出会えるため
わたくしまるおも頑張っていきます!
まるお