こんにちは、まるおです。
美容室での施術工程、
スタイリストがつきっきりのマンツーマン施術と、
アシスタントや他のスタッフが共に施術する分業施術。
みなさんはどちらがお好みですか?
どちらにもそれぞれ魅力があり、お客様の好みで決めて良いかと思います。
この2つのタイプのメリット・デメリット、そしてお客様からは見えない部分のお話まで紹介していこうと思います。
この記事ではまずマンツーマン施術についてです。

Contents
マンツーマン施術の美容室
受付やご案内はともかく、シャンプーからカット、パーマ・カラーに到るまで、全ての施術をスタイリストが付きっ切りで行うマンツーマンの施術です。
人数が少ないサロンはほぼこのタイプが多いかと思います。
お店のトップのスタイリストのみアシスタントべたづき、ほかのスタイリストはほぼマンツーマンというケースをよく見かけます。
スタイリスト全員がマンツーマンで施術を行うサロンも最近では珍しくありません。
マンツーマン施術の美容室のメリット
全ての技術をスタイリストが行う安心感
最初から最後まで担当者がつきっきりで施術をするのは、何と言っても安心感があります。
特に指名をしている場合はとてもうれしいですよね。
美容師の技術は手作業のため、他の人間の手が入ると少なからず仕上がりに差が出てきます。
ひとりの美容師さんの手で最後まで責任を持って施術することは、お客様への誠意でもあり、個人的にもとても好感が持てます。
担当者が長い時間接するので、お互いの距離感が縮まりやすい
最初から最後まで施術を行うということは、それだけ長い時間接してもらえるということ。
カウンセリングだけでは、なかなか思ったことを伝えられず、そのまま施術が進行し、思った仕上がりにならなかった、なんて経験はないですか?
施術中にも気になったことが質問できたり、髪のことはもちろん、コミニュケーションが存分に取れる分、仲良くなれたり、美容師さんの人間性なども見えてきやすいです。
他のお客様に気を遣わなくていい
これに関しては人それぞれかと思いますが、
他のお客様を掛け持ちしていると、お話が盛り上がっていても、どうしても途中で抜けないといけなかったりします。
隣の席で他のお客様と自分の担当者の話が盛り上がっていたら、
「ちょっとくらい待ってもいいですよ」
とか
「隣のお客さんとの方が楽しそうだな。」
など、お客様の方が気を遣ってしまうケースが多々あります。
わたくしまるおは結構気にしいなので、この辺は割と敏感になっちゃいますね。
マンツーマンだとこの辺はあまり気にしなくていいですね。
マンツーマン施術の美容室デメリット
1日にできるお客様の数に限界があるため、予約が取りにくい
ひとりのお客様につきっきりということは、その時間は他のお客様の予約が取れないということ。
予約が混み合いやすい土日などは早めに予約を取る必要が出てきます。
当日予約などはちょっと取りづらいかもしれませんね。
施術後、次回の予約を取ってから帰るのが一番確実です。
メニュー料金が高め設定が多い
これも上と同じ理由です。
1日に限られたお客様のご予約しか取れない
ということは、
限られたお客様でその日の売り上げを立てなくてはならない
ということ。
一つ一つのメニューの料金単価を上げなくては生産性が上がりません。
スタイリストのつきっきりとの天秤で、その料金を安いと見るか高いとみるか。
終わり際の施術が雑になることも
ひとりのお客様の施術が終わったら、次のお客様の予約を入れているケースがほとんど。
施術時間が少し伸びた場合など、次のお客様が待っているので、最後の仕上げなど少し雑になることも。
ひとりで施術を行うということは、同時にひとりしか対応できないという最大のデメリットでもあります。
マンツーマン施術がオススメな方
- 担当者にすべての技術をやってほしい方
- 予約は担当者の予約状況に合わせられる方
- 他のお客様と同時進行が嫌な方
なお、マンツーマン施術を謳うサロンは、ほぼ間違いなくつきっきりで担当してもらえると思いますが、
お店によっては、売り上げがあまりないスタイリスト、若手でこれから売り上げを作っていくスタイリストなどは、マンツーマン施術を行う美容室もあります。
売れっ子スタイリストのマンツーマン施術は比較的高料金になることが多いです。
以上、マンツーマン施術についてまとめてみました。
美容室選びのご参考になればと思います。
まるお