悩み解決

【妊婦さんにおすすめの髪型はこれだ!】ヘアカラーやパーマはしても良い?楽ちんな髪の長さは?

 

こんにちは、まるおです。

 

妊婦さんにとっての大きな悩みのひとつに【髪型】があります。

妊娠中はもちろん、産後もなるべく手間のかからない楽ちんなヘアスタイルでいたいものですよね。

 

実際に美容室の現場でも、出産を控えた妊婦さんからの髪型の相談は大変多いです。

この記事では、そんな現場の声を元に、現役美容師が妊婦さんにおすすめの髪型、さらに妊娠時期ならではの髪の悩みについても解説していきます。

 

これから出産を控えている妊婦さん必読の内容になっていますので、是非ご覧ください。

 

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妊婦さんにおすすめの髪型

妊婦さんにおすすめの髪型は、毎日のお手入れが楽ちんな髪型です。

長さとしては、肩より短いか・結べる長さかの2択になります。

 

ショートヘア

髪が短いというのはやはりとても楽ちんです。

髪を洗ったり、乾かしたりするのも時間がかかりません。

ダメージを気にすることもなければ、髪がうっとしいと感じることはまずありません。

 

日頃から短い髪型をしていたり、短い髪型に抵抗がない方はショートヘアが最もおすすめな髪型になります。

 

ショートヘアのデメリットとしては、形が崩れるのが早いので、美容室に行けない期間が続くと髪型が乱れてきやすい=髪型が長持ちしないことです。

 

ボブヘア

ボブヘアの最大のメリットは、ショートと違ってほとんど形が崩れずに伸びてくれることです。

妊娠中・産後はなかなか美容室に行けないことも多く、少しでも髪型が整っている状態をキープしたい=髪型の持ち重視の方にはボブはとてもおすすめです。

 

反対にボブのデメリットとして、ボブという髪型は重さを残した髪型なので、毛量が多い方や量が多いのが苦手・・・という方にはあまりおすすめしません

 

 

結べる長さ

なかなか美容室に行けないけれど、髪がぼさぼさも嫌だ。。

そんな方には結べる長さを残した髪型がおすすめです。

 

髪を結べるというのは非常に大きなメリットで、急な外出や来客などにも対応できる髪型なんです。

デメリットとしては、髪を洗う・乾かすのに時間がかかる、毛先が痛んでくるといった点が挙げられます。

 

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妊婦さんのヘアカラー・パーマ

 

そもそも妊婦さんがヘアカラーやパーマをしても良いものなの?

 

これに関しては、賛否両論様々な意見がありますが、「ヘアカラーやパーマが胎児に影響を及ぼす」という医学的な根拠はありません

 

ただし薬剤を使う以上120%安全という保証もないので、頻度を最小限に減らす・頭皮や肌に薬剤がつかないような施術を行うなどの配慮を美容師側も行う必要があります。

 

妊娠中にヘアカラーやパーマはしてはいけないものでもないし、胎児に悪影響を及ぼすものでもありませんが、美容室で施術を受ける際は、必ず妊娠中である旨を伝えましょう。

それでも絶対の保証は美容室側もできないので、「どうしても心配・・・」という方は、妊娠中のヘアカラーやパーマの施術は避けられることをおすすめします

 

とはいえ実際に美容師の現場では、8割以上のお客様が妊娠中でもヘアカラーやパーマをさせて頂いている現状です。

 

ヘアカラー

妊娠中のヘアカラーに関しては、なるべく暗めのヘアカラーをおすすめします。

髪が明るいほど、根元から生えてくる黒い毛が気になったり、また色落ちも顕著です。

 

根元の方を暗く、毛先に向かって徐々に明るくなるようなグラデーションカラーなら、根元が伸びても暗い部分が気にならないのでおすすめです。

 

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パーマ

基本的には自分の髪質を大きく変えるような施術はおすすめしません。

具体的には、直毛の方が強いウェーブヘアにしたり、くせ毛の方が縮毛矯正をしたりです。

 

これは、時間が経つにつれて地毛とのギャップが大きくなるからです。

美容室に頻繁に行けない・次に行けるのがいつになるか分からない、という状況で自分の髪質を大きく変える施術は時間が経った時に、手入れしてない感が満載です。

 

パーマ関連で唯一おすすめなのが、セミロングヘア〜ロングへアのデジタルパーマです。

デジタルパーマは通常のパーマと比べて、持ちが良く自分で再現するのも簡単だからです。

髪のお手入れを楽ちんにしてくれて、それなりに決まって見えて、そして髪型が長持ちするおすすめの髪型です。

 

 

産後の髪の悩み・トラブル

抜け毛

産後の髪の悩みでもっとも多いのが「抜け毛」です。

産後3ヶ月〜半年くらいまでにもっとも気になると言われる「抜け毛」はホルモンバランスの変化によってもたらされるものです。

 

個人差がありますが、一定の期間が経てばおさまるものなので、過度な不安でストレスを溜めてしまわないようにしましょう。

 

パサつき

お母さんは、妊娠中だけでなく、産後の授乳中も赤ちゃんへと栄養を供給し続けています。

自分ひとり分以上のタンパク質やミネラルが必要なため、それらの栄養が不足すると髪のパサつきとなって現れてきます。

しっかりとした栄養補給が髪のためにも大事なのです。

 

くせ毛になった

くせ毛の原因はさまざまですが、もっともよくあるパターンが、抜けて生えてきた髪はとても細く、くせが出やすい状態の髪です。

「抜け毛」が多かった方ほど細い毛がたくさん生えてきて、結果くせ毛になったという方が多いです。

 

ある程度髪が太く成長すれば解消されることも多いですが、まれにくせ毛が戻らない方もいらっしゃいます。

この場合は、頭皮を含めたエイジングケアを行うことで、改善されるケースもありますので覚えておきましょう。

 

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まとめ

妊娠〜出産〜育児と、なかなか髪のお手入れにまで意識が向かない時期ですが、毎日の髪のお手入れが少しでも楽ちんになるようにサポートさせて頂くのが、我々美容師の役目です。

どうぞ、行きつけの美容室に行かれる時は、何なりと美容師ご相談くださいませ。

 

そしてこの記事が、すこしでもマタニティライフを快適に豊かに過ごせるものであれば、これ以上幸せなことはありません。

 

 

 

まるお