こんにちは、まるおです。
あなたはどのくらいの頻度で髪の毛をカットしていますか?
などなど人によってさまざまかと思いますが、「1年間髪を切っていない」という方はそれほど多くはいらっしゃらないのではないでしょうか?
美容師という仕事柄、たくさんのお客様の髪を切らせて頂いていますが、「1年間髪を切っていない」という方とお会いすることはそれほど多くはありません。
しかし実際に「1年間髪を切っていなかった」という方とお会いしたことももちろんあります。
「1年間髪を切らなかったらどうなるのか?」
この記事では、そんなことについて現役美容師が詳しく解説していきます。
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美容室に通う頻度
美容室に通う頻度というのは、人によってさまざまです。
またヘアスタイルや髪質によっても左右されるため、明確な指標はあってないようなものです。
それでも「いつでも髪をきれいに保っていたい」という方は是非下記の記事をご覧くださいませ。
現役美容師の視点から「ヘアスタイルを綺麗に維持するために美容室に通うべき頻度」について詳しく解説しています。

1年間髪を切らないとどうなる?

1年間髪を切らないと「頭から虫が湧く」とか「頭が痒くて仕方がなくなる」とか、きちんとシャンプーで髪や頭皮を洗っていればそんな恐ろしいことは起こらないので安心してください笑
ですが、やはり長い期間髪を切らないことによる影響は少なからず必ずあります。
髪の毛は1ヶ月で約1センチ伸びると言われます。
そのことを踏まえて以下の解説をご覧頂ければと思います。
髪が痛む
長い期間髪を切らないことによって起こることの最も顕著な部分です。
これは、髪の毛が日々の生活の中でもダメージを受けるからなんです。
外気やエアコンなどの空調設備による乾燥、枕や衣類などで発生する摩擦、特に髪に負担をかけることをしなくても、毎日の生活の中で髪の毛は少しづつダメージを受けているんです。
トリートメントなどのヘアケアはもちろん有効的ですが、髪の毛にとってのもっとも効果のあるダメージケアはやはり傷んだ毛先をカットすることなのです。

髪のまとまりがなくなる
これはカットした切り口が次第に不揃いになることから、髪がまとまらなくなる現象です。
髪の毛は1本1本伸びるスピードが微妙に異なります。
1ヶ月や2ヶ月では微々たる差でも、1年となると毛先はバラバラに伸びていき、その結果まとまりがなくなってしまうのです。
カットした後の仕上がりが軽いヘアスタイルほど、時間が経った時のまとまりの悪さが顕著に現れる傾向にあります。

毛先だけ明るくなる
これも髪のダメージに関係するものです。
髪がダメージを受けると、キューティクルが損傷し、髪内部のメラニン色素が破壊させるためこのような現象が起こります。
ドライヤーの熱や紫外線によっても褪色が進んだりと、負担を受けた髪は染めていないにも関わらず明るくなっていきます。
特にダメージを受けやすい毛先においてこの現象が起こりやすいです。
抜け毛が気になるようになる
抜け毛が増える要因としては、髪のほつれや絡まりが増えることに関係します。
この場合の抜け毛は、頭皮環境の悪化によるものではなく、髪の毛に原因があることがほとんどです。
しっかりとブラッシングをしたり、髪を指通りの良い状態にしておくなど、やはり髪のケアは欠かせないということです。

乱れたヘアスタイルでも気にならなくなる
きっと誰しもに経験があるはずです。
人間は良くも悪くも慣れていく生き物です。
最初は気になっていたものでも、それが当たり前になると、そこへの意識は失われていってしまうんですね。
髪の毛に意識があったときは「いつでも綺麗にしておこう」と思っていたはずなのに、気にならなくなるととことん気にならなくなるという。。
こうなるとますます髪を切ることの必要性を見出すのが難しくなってきます。

まとめ
「髪を切りに行くのが苦手でずっと髪を切っていない」という方から「髪を切りに行きたいのになかなか美容室に行く時間がない」という方まで、さまざまな理由で髪を長い間切っていないという方がいらっしゃるかと思います。
髪はファッションの一部であり、身だしなみの一部でもあります。
自分という人間を表現するための大切な一つのピースであるヘアスタイルを、是非ひとりでも多くの方に楽しんで頂けたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
まるお