こんにちは、まるおです。
わたくしまるおは現在も現役の美容師として、毎日お客様の髪の毛を担当させて頂いております。
今の会社で3つめ、店舗数だと5店舗で勤務、流行りのフリーランス美容師も7年半経験し、今は雇われに戻り、いわゆるプレイングマネージャー的な立ち位置で美容師をしております。
15年を超える美容人生で、たくさんの美容師さんと一緒に働かせて頂きました。
年齢が20歳以上離れた先輩から、逆にひと回り以上若い後輩まで、
「一緒に働いたことのある美容師さん」
というカテゴリではおそらく200人は下らないかと。
本当にたくさんの美容師さんのお仕事ぶり、仕事への情熱、技術、お客様に対する姿勢etc…様々な美容師さんを見てきました。
そんな経験を元に、わたくしまるおが思う、
「本当におすすめできる美容師さん」
「本当に信頼できる美容師さん」
「生涯ついて行きたい美容師さん」
とはどんな美容師さんなのか?を紹介していきたいと思います。

Contents
本当におすすめできる美容師さん
会いたくなる美容師さん
美容師さんのタイプも様々。
人間なのでいろんな方がいらっしゃいますが、魅力的な美容師さんに総じて言えるのは、
「会いたくなる人」
だということ。
これはお客様の心理としてももちろんですが、同じお店で働くスタッフの心理としても言えることです。
毎日一緒に働くスタッフに「会いたくなる」と感じさせる魅力はお客様にも必ず伝わります。
「理由は分からないけど、何だか会いたくなる」
その人が持つ吸引力とでも言いましょうか。

得意な技術を持っている美容師さん
技術的な部分になりますが、カットやカラー、パーマなど、得意な技術を持っている美容師さんはお客様からの支持がとても高いです。
補足しておきたいのが、決してその得意な技術ばかりを施術されるお客様だけではないというのが、不思議な点です。
技術は勝手に上手になるものではありません。
最初はみんな下手っぴで、自分に自信がありません。
失敗して、凹んで、でもお客様の為に上手くなりたい!そうやって歯を食いしばってきたことが、その美容師さんの得意な技術となっていくんです。
たまに全部得意です!みたいな美容師さんもいらっしゃいますが、
「全部得意=全部大して上手くない」
やや乱暴ですが、そんな認識でオッケーかと。

無理な追加メニュー提案をしない美容師さん
「トリートメントは絶対した方がいいですよ!」
もちろんした方がいいですが、毎回予約時よりも料金が高くなる、そんな美容師さんはナシですね。
わたくし達美容師にとって、売上というものは避けて通れないものです。
しかしそれと同時に、お客様は美容師の売上を上げる為に美容室に来店するのではない、ということです。
「お客様の髪の毛を綺麗にして喜んで頂く」
それがわたくし達美容師の使命です。
自分の売上を上げる為に、無理な単価アップをお客様に強いる美容師さん、多いですよ。
でもそんな美容師さんに、同じ美容師としてわたくしまるおが魅力を感じることは皆無でした。

きちんと断ってくれる美容師さん
髪のダメージ状態や髪質などから、
この施術はしない方がいい・したら大変なことになるといった施術をきちんと断ってくれる美容師さん。
本当の意味で、こんな美容師さんもなかなかいません。
時間がかかるからめんどくさいから断る、苦手な技術だから断る、という美容師さんは残念ながら多くいます。
同じ美容師として情けなくなりますね、こんな方々は。
しかし、まだパーマが残ってるからかけない、コンディションがいいからトリートメントはしなくてもいい、今はカットをする必要がない、というように、自分の売上を減らしてでもお客様の髪を第1に考えてくれる美容師さんのことです。
本当にお客様を大事にしてくれるが故に、断ってくれる美容師さんは貴重です。

覚えていてくれる美容師さん
お客様から支持される美容師さんにはある共通点があります。
きちんとひとりひとりのお客様のことを覚えている、ということです。
毎日営業が終わると、ひとりひとりのカルテをきちんと書いて、使った薬剤、悩みや話した事細かなことまで書いててくれる美容師さんは、本当にお客様想いの美容師さんが多いです。
美容師さんにもいろんな方がいらっしゃるので、カルテをつけない方ももちろんいらっしゃいます。
カウンセリングの際、カルテを見ながらカウンセリングをしてくれる美容師さんはきちんとカルテを書いている美容師さんです。
カルテを書く書かないに、どっちが良いも悪いもありませんが、忘れられてると悲しいですよね。。
カルテに残さず全ての事を覚えていられる訳がありませんから。

提案をしてくれる美容師さん
ヘアスタイルの提案はもちろん、毎日の髪のケア方法、日々使うシャンプーやスタイリング剤などを提案してくれる美容師さん。
あくまで提案、押しつけや押し売りではありません。
ヘアスタイルに関しては、これはやめた方がいいけど、これはどうですか?など、様々な切り口からのデザイン提案。
商品に関しては、その知識量。
お店では取り扱いがないけれど、良い商品を教えてくれるような美容師さんはそれだけ勉強されているという事です。
本当にお客様の髪の毛を良くする為に、自店の商品にこだわる必要はありませんから。
言葉にならない部分を汲み取ってくれる美容師さん
「こうしたい」「こうならない」そんなもどかしい思いを、きちんと汲み取ってくれる美容師さん。
経験や知識も必要ですが、何より「お客様が本当に望んでいる事」を察しようとする思い無くしては不可能な領域です。


まとめ
これらにはすべて共通することがあります。
「お客様の気持ちを思う」
ということです。
美容師は技術ありき、という人もいます。
確かに正しいですが、その技術も「思い」なしには向上することはありません。
何のために美容師は己の技術を磨くのか?
「目の前のお客様に喜んで欲しいから」
です。
そんな真っ直ぐな思いを持った美容師さんと是非巡り合って欲しいと思います。
そしてそんな美容師さんとの出会いは、必ずあなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。
まるお