美容師向け記事

【カット料金の全国一律最低料金の制定求む!】美容師の価値向上へ向けて!

 

こんにちは、まるおです。

 

美容師を志し、美容師になり、美容師として気づけば20年近くの時を歩いてきました。

 

美容学校に2年間通い、国家試験に合格し、アシスタント期間を経て、スタイリストになり、独立し、そして今お店の店長をしています。

それなりの努力もしたつもりですし、まだまだ至らない部分が多いことも自負しています。

ですが、沢山の方々のご協力とご尽力の元、今の自分があるんだと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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美容学校の同級生で美容師を目指した友人達、恐らく3分の2は美容の道から退き、それぞれの人生を歩んでいます。

 

厳しいと言われる美容業界、長時間労働、低賃金、肉体労働etc..

様々な問題点がこの美容業界にはあります。

もてはやされたカリスマ美容師ブームは過ぎ、新たな業界のトレンドが生まれている今、

烏滸がましくも、美容室激戦区表参道〜原宿で、しがみついて、這いつくばって生き残ってきた現役の美容師として、

これからの美容業界に必要なことを考察してしてみました。

 

美容室最低カット料金の制定

最低カット料金の設定

現在美容室におけるカット料金は、お店により様々な料金設定となっています。

1000円カットから、個人では30000円を超える方まで様々。

 

現在の美容業界におけるカット料金は、様々な付加価値を含めたサービスとしての料金であって、

国家試験を合格し、長い鍛錬の日々の積み重ねによって得られた技術としての対価では全くないということです。

 

これがどういうことか分かりますか?

 

カット料金が安いお店で学び働いた人間は、そのお店に合わせた安いカット料金のままだということです。

わたくしまるおはこの部分に非常に疑問を抱いています。

努力を価値として表すのは非常に難しいと思いますが、その努力によって得られた技術の料金をお店の経営方針などで縛られて欲しくないのです。

それには、

 

全国一律最低カット料金の制定

 

を強く望みます。

カット料金を上げたい人間、そして上げなければならない立場や状況にある人間はどんどんカット料金を上げればいい。

それでも支持してくれるお客様がいるからこそ、カット料金を上げることができるんですから。

もはや圧倒的個人力です。

 

カットの原価はシャンプーを除けば、ほぼゼロです。

そのスタイリストのカット技術のみということになります。

それを考えるとカットが1000円、2000円という料金設定はあまりにも安すぎます。

マッサージ店などの原価ほぼゼロの技術でも、

10分1000円、1時間6000円

が平均です。

これに則ると、カット時間1時間と考えると、

美容室における最低カット料金は6000円。

 

カット料金は技術代が根本です。

その料金を頂けるレベルでない人間は、まだハサミを持つべき技術レベルではないということです。

 

最低カット料金制定で考えられること

美容室・美容師の質が磨かれる

上で述べた通り、6000円という料金ではお客様の満足度・支持を得られない、そんな美容室や美容師が増えます。

そういった美容室や美容師は残念ながら美容業を継続していくことが難しくなります。

美容室・美容師の絶対数が減り、有能な美容師だけが生き残る時代となります。

どこの美容室に行っても、レベルの高い美容師の集まり、質の高い美容室へと変わってゆくでしょう。

 

美容室のブランド化・美容師の地位向上

有能な美容師、そしてそんな美容師のみを抱える美容室。

美容室のブランド化が進み、そこで働く美容師さんの地位は間違いなく上がります。

 

カット以外のメニューの料金の低下

「カットは安くできないから、カラーやパーマを安くしよう」

こんな状況になるはずです。

カラーやパーマは薬剤の原価などの兼ね合いがあるため、ここは自由でいいのではないでしょうか?

カラーはスタイリストが塗らずにアシスタントが塗るケースも多いですから。

技術料ではないですよね?

 

カラーリスト・パーマニストの増加

カット6000円では支持されない美容師は、カット以外の専門的技術の習得へと流れます

スペシャリストがさらなるスペシャリストを目指していくのは業界にとってもとても喜ばしいことです。

 

まとめ

美容師という職業はとても素晴らしい職業です。

その反面、社会的地位はとても低く、その実態はとても厳しいものです。

様々な理由があるにせよ、技術の安売りというのは永続的にしてはならないものです。

デビューしたての初級技術者や、ブランクがあり復帰したての美容師さんならまだしも、

キャリア10年以上のベテラン美容師が未だに安い料金でカットしている。

憧れられる業界とは程遠いとは思いませんか?

誰が悪いわけでもないですが、価格低下による歪みは間違いなくあります

 

安いものには安い理由がある

高いものには高い理由がある

 

世の中の如何なるものにも当てはまる真理です。

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美容師という職業が、多くの方々のお役に立てる、素晴らしく尊い存在であるために、

そして美容師という職業を選び、美容師として人生を送っていく人間が、

自分の仕事に誇りを持ち、幸せな日々を過ごせるようになるために、

わたくしまるおは微力ながら邁進していくつもりであります。

 

まるお