こんにちは、まるおです。
女性の憧れでもある「さらさらツヤツヤのストレートヘア」。
その願いをてっとり早く叶える手段のひとつとして、「ストレートパーマ」「縮毛矯正」が挙げられます。
でもちょっと待って!
これ意外にも知らない方の方が多いと思います。
この記事では、そんな「ストレートパーマと縮毛矯正の違い」そして「それぞれのメリットとデメリット」さらに「おすすめのオーダー方法」まで、現役美容師が教えちゃいます♪
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Contents
ストレートパーマと縮毛矯正の違い

「ストレートパーマと縮毛矯正の違い」
これ実は、ズバリ言って非常に曖昧なものなんです。
もう少し詳しく解説すると、「美容室や美容師さんによってその認識に違いがある」ということなんです。
「ストレートパーマと縮毛矯正の違い」は明確には存在しないのです。
現在はストレートパーマと縮毛矯正の施術の境界線は非常に曖昧であるため、実際に美容室でカウンセリングによる髪質診断〜薬剤決定まで、ストレートパーマによる施術か縮毛矯正による施術になるのかを判断するのは非常に難しいです。
ここでは多くの美容室・美容師さんが判断する「ストレートパーマと縮毛矯正の違い」について解説していきます。
ストレートアイロンでの熱処理の有無
多くの美容室が採用している境界線がこの「ストレートアイロンでの熱処理の有無」です。
薬剤の力だけでクセを伸ばすのがストレートパーマ、薬剤を反応させた髪にさらに高熱のストレートアイロンでまっすぐクセづけをするものが縮毛矯正という分け方です。
これは非常によくある分別方法です。
180°Cほどの高熱でのアイロン操作がある施術とない施術では、そのクセの伸び方は驚くほど違います。
かなり細かい作業になるので時間がかかるのはもちろんですが、熱によるダメージも同時に発生します。
パーマ落とし?クセ毛伸ばし?
ストレートパーマはパーマを落とすためのもの、それ以外の施術はすべて縮毛矯正という分別方法です。
とはいえ、あまりにもしっかりかかっている強めのパーマだと縮毛矯正扱いされることも十分考えられます。
薬剤による違い
これはもうその美容室のスタッフさんにしかわからない領域での分別方法です。
美容室で扱う薬剤の多くは、医薬部外品と化粧品に分類されます。
医薬部外品の薬剤での施術を縮毛矯正、化粧品での薬剤の施術をストレートパーマと分けている美容室もあるかと思います。
ストレートパーマのメリット・デメリット

ストレートパーマのメリット
- 自然なストレート感
- ダメージを抑えられる
- 伸びても自然
ストレートパーマで極端な真っ直ぐな状態になることはまずありません。
自然なストレート感を出すことができます。
髪に必要以上の負担を与えることもないのでダメージも抑えることができます。
不自然な真っ直ぐにはなりたくない方、ダメージが気になる方にはストレートパーマはとてもおすすめです。
さらに、根元から新しく伸びてきた毛との馴染みもよく、元々のくせ毛とストレートした毛の境目も目立ちません。
ストレートパーマのデメリット
- 強いクセは伸びない
- 効果がそれほど長持ちしない
ストレートパーマで強いクセはほとんど伸びません。
というか、気になるようなクセを伸ばすことは基本的には難しいと思った方が良いです。
あくまで髪の膨らみや拡がりを抑えるもの、という認識の方が良いかと思います。
効果もあまり長続きしないことも多く、わずかの期間で効果を感じられなくなることも十分あります。
縮毛矯正のメリット・デメリット
縮毛矯正のメリット
- クセが真っ直ぐ伸びる
- 髪の手入れが楽になる
- 半永久的に真っ直ぐ
縮毛矯正のメリットはなんといっても頑固なクセも真っ直ぐにできること。
気になるクセ毛とお別れすることができ、寝癖もつきずらくなったりもするので、毎日の髪の手入れが格段に楽ちんになります。
縮毛矯正は時間が経っても再びクセが出ることはあまりなく、施術をした部分の髪は半永久的に真っ直ぐのままです。
縮毛矯正のデメリット
- 高額
- ダメージ
- 伸びてきたクセの部分が気になる
縮毛矯正の施術料金は美容室のメニューの中でも高額な部類になります。
さらに髪への負担も大きく、髪のダメージとは常に向き合わなくてはなりません。
施術後は真っ直ぐになって楽ちんになりますが、数ヶ月後には新しく伸びてきた根元のクセ毛が気になるようになり、「縮毛矯正をかけ続ける」というスパイラルにはまり込みやすいです。

おすすめのオーダー方法

ストレートパーマ・縮毛矯正の施術を考えている方に以下の3点を強くおすすめします。
- 自分の求める仕上がりを伝える
- 腕のある人にお願いする
- 今後の髪のことを考える
自分の求める仕上がりを伝える
ストレートパーマか?縮毛矯正か?というのは実はそれほど重要ではありません。
大切なのは、「自分の髪のどんなことを気にしていて、どんな状態になることが理想なのか?」を美容師さんにきちんと伝えることです。
- どこのクセが気になるのか?
- うねりが気になるのか?
- 膨らみが気になるのか?
- 絶対クセを真っ直ぐにしたいのか?
- クセが残っても自然なストレートの方が良いのか?
- 家でストレートアイロンは使いたくないのか?
- たまにコテで巻きたいのか?
などなど、自分が理想とする状態をひとつでも多く美容師さんに伝えましょう。
その悩みや要望に応じて、ストレートパーマが良いのか?縮毛矯正が良いのか?ベストな選択をしてくれるはずです。
腕のある人にお願いする
ストレートパーマ・縮毛矯正は失敗も多い、非常に難しい技術になります。
今ではホットペッパービューティーやインスタなどでも縮毛矯正専門店や、縮毛矯正が得意な美容師さんなどを探したりできる時代です。
ストレートパーマ・縮毛矯正で失敗した経験のある人は、ストレートパーマ・縮毛矯正に専門的に特化した腕のある人にお願いすることをおすすめします。
今後の髪のことを考える
ストレートパーマや縮毛矯正は一度施術をすると、それ以降のデザインの幅が限定されてしまうこともあります。
ダメージが進んだ髪にはヘアカラーの施術ができなくなる可能性だってあります。
- パーマをかける予定はないのか?
- ばっさり切る予定はないのか?
- ヘアカラーをする予定はないのか?
今後の自分のヘアスタイルや髪の毛のことを少しだけ考えてから、ストレートパーマ・縮毛矯正の施術を受けることをおすすめします。
まとめ
さらツヤヘアのための心強い味方であるストレートパーマや縮毛矯正ですが、その違いやそれぞれのメリット・デメリットをちゃんと知っている人はあまりいません。
良かれと思って行った施術で後々後悔しないためにも、きちんとした認識で施術を受けられることをおすすめします。
特に湿気の多くなる時期、美容室でもストレートパーマや縮毛矯正の施術がグンと増えます。
この記事が、ストレートパーマ・縮毛矯正を通じて憧れのさらツヤヘアになれる何かのお役に立てればうれしく思います。
まるお