美容室

【美容室定休日は月曜?火曜?】美容室定休日の秘密に迫る!

 

こんにちは、まるおです。

 

美容室の定休日、そう聞くと皆さんは何曜日を想像しますか?

 

そんなの月曜に決まってるでしょう!

いやいや、何をおっしゃる。火曜日でしょう!

 

そんな声が聞こえてきそうですね。

実はれっきとした理由があるんです。

 

この記事では、お客様にも直接関係することでもある、美容師のお休み、そして美容室の定休日について解説していきたいと思います。

 

Contents

美容師の休み

美容師の拘束時間

「美容師さんって忙しそう」

多くの方がお持ちのイメージかと思います。

 

美容室の営業時間は、東京23区の平均で、ややズレはあるものの、

平日11時〜21時、土日祝日10時〜20時、10時間の営業時間というのが最も多いケースだと思います。

この営業時間はもちろん拘束時間の一部ですが、それ以外に朝の自主練・夜の勉強会などを合わせると、恐らく12時間は超えてくるかと思います。

 

美容師という仕事は技術職、その技術は理論理屈だけでなく、反復練習によってしか身につかないものです。

一人前の美容師になるために避けては通れない道なのです。

 

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美容師の休日

今でこそ、隔週休2日や完全週休2日という美容室も多いですが、ひと昔前までは週休1日というお店も少なくありませんでした

そのお休みでさえ、勉強会やセミナーなどで半日もしくは丸一日が潰れてしまうとうこともしばしば。。

 

ただひたすらに向上心を持ち歩んでいく、美容師ってそんな職業です。

そうやって身につけた技術でヘアスタイルを作れるようになるんです。

 

わたくしまるおは、

そんな美容師があまりにも安い料金で髪を切ることに強い憤りを覚えてしまいます。

その辺りは↓↓こちらの記事↓↓でも詳しく書かせて頂いてます。

 

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美容室の定休日

美容室の定休日は全国的に見ると、月曜日定休が多くなっています

しかし地域的に見ると、関東に関しては火曜日定休のお店が多くなっています

 

「これって何かの決まりなのでしょうか?」

これには意外にもきちんとした理由があるんです。

 

美容室の月曜定休・火曜定休の理由

これには昔の日本の電力事情が大きく影響しています。

 

当時、日本では「電髪」と呼ばれる、電気でパーマをかける技術が流行していました。

電極のついたロッドに電気を流すことでパーマをかけるこの技術には、大量の電力が必要でした。

 

しかし当時の日本は電力不足だったこともあり、週に1回だけ電力の供給をストップする「休電日」が設けられていました。

休電日には電気の使用ができないため、「電髪」のパーマ施術ができませんでした。

止む無く、その休電日を定休日にしたと言われています。

 

休電日は地域によって異なる曜日が設けられていました。

全国的には月曜日を、関東では火曜日を休電日として決められていた為、

その名残で全国的に月曜を、関東では火曜をそのままお店の定休日として現在も続いているのです。

 

もちろん現在はそんな電力上の制約などはなく、お店で自由に定休日を取り決めできます。

それでも昔からの慣習に従う美容室が多いのは、定休日が変わることによるお客様への不便さを考慮した美容師側の配慮であることは、想像に容易いです。

 

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週始めの定休日のメリット

美容室の忙しさのピークはなんと言っても週末、土曜日と日曜日です。

その忙しい2日間が終わると、その反動でお店は少し落ち着きます。

 

週始めの月曜・火曜がお休みなのは、予約の需要の少ない曜日に休めるという、美容室にとっても限りなくリスクを減らすことが出来るのです。

 

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お盆休み・お正月休みはあるの?

これはお店の営業方針によっても様々ですが、現在は長期のお店のクローズは年末年始のみというケースがほとんどです。

お盆はお店は閉めずに、スタッフが交代で休むというところが多いです。

 

年末年始のお休みは、長いところで1週間ほど、短いと大晦日と元旦のみ休み、というお店も珍しくありません。

 

まとめ

いかがでしたでしょう?

わたくしまるおも美容師という立場でありながら、

世の美容師さんの働きっぷりには本当に頭が上がりません。。

 

https://maruoblog.com/saitei/

 

美容業界を知り、美容業界で戦い、美容業界に育てられ、美容業界を生き抜いてきた現役の美容師だからこそ、この業界のいろんな部分が見えます。

時間を犠牲に、いや時間と自由を投資し、自らの技術の向上に励む若き美容師の卵たち。

いつか芽が出るその日まで、たゆまぬ努力を続けるその姿は、同じ世界の人間であるわたくしも感動を覚えます。

そんな若い方々のためにも、美容師の社会的地位・立場を向上させたいと、わたくしまるおは強く思うのです。

そしてそんな素敵な美容師さんとお客様である皆様が、出会い、その関係を育んでいけるよう、わたくしまるおはこうして筆を取り続けていきます。

 

まるお