こんにちは、まるおです。
「美容室にかかる時間」って気にしたことありますか?
全然気にしないという方もいれば、少しでも早く終わらせたいという方もいらっしゃるかと思います。
現在はホットペッパービューティーなどのネット予約の普及により、ある程度の目安の時間が分かるようになりましたが、一体どうやって決めているのでしょう?
この記事では、意外と知らない「美容室にかかる時間」を詳しく解説していきます。
カットやヘアカラーといったメニュー別にかかる時間も一緒に解説していきますので、是非ご参考にして頂ければ幸いです。
美容師でしか知り得ないようなちょっとディープな部分もお話もしていきますのでお楽しみに♪
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Contents
美容室にかかる時間はお店で違う?

「美容室にかかる時間」というのは、結論からいうと「お店によって異なる」です。
その理由としては、お店のさまざまな要因に影響して所要時間が大きく変わるからです。
「美容室にかかる時間」に影響を与える代表的なものをまとめてみました。
お店のスタッフの人数
予想がつくかと思いますが、スタッフの人数が多ければ多いほど基本的にはかかる時間は短くなります。
施術自体にかかる時間は同じでも、受付・床掃き・クロス替えといったことを手の空いているスタッフが行うことで、施術以外にかかる時間が短縮できるからです。
他にも薬剤塗布や髪を乾かすといったことを2人のスタッフが同時に行えば、施術自体の時間を短縮することも可能です。
マンツーマン or 分業制
ひとりのお客様をマンツーマンで対応するのと、何人かが分業で対応するのだと、人が多く関わった方が速い気がしませんか?
これ盲点で、実は意外とマンツーマン対応の方が時間がかからなかったりします。
人が入れ替わるということは、その分ロスが生まれやすいのです。
人が変わるたびに待たされたという経験はありませんか?
他にも分業制のお店の多くは、スタイリストが何人ものお客様を掛け持って同時進行で対応しているため、「待つ時間」が発生しやすいといった部分もあります。
その点マンツーマン施術は、スタイリストひとりでお客様に対応するため待たされることもなく、次の予約対応もあるため時間オーバーができません。
美容師的にも、時間通りにきちんと終わる必要性があるため必要以上の時間がかからないということが挙げられます。
基本的には「スタッフの人数が多いほど時間がかからない」ですが、お店のお客様の対応の仕方による部分も大きいということを覚えておきましょう。


お店の予約の取り方
お店によってはひとりでも多くのお客様の予約を受けるため、何人ものお客様の予約を同時間帯に受け付けるお店もあります。
一方、予約を極力分散し同時間帯に予約が重なりすぎないように予約を受け付けるお店もあります。
すべてはお店のオペレーション次第ではありますが、後者の方が待つ時間が発生しづらいためため施術時間は短くなりやすいです。
スピード感を最重視
スピード感重視のお店は、ひとりでも多くのお客様に対応できるようにと美容室側が施術時間を短めに設定しているケースです。
もちろん施術にかかる時間は短くなりますが、短時間で高いクオリティを維持できるだけの技術力が必要になります。
「施術にかかる時間が短い」ということはお客様にとって大きなメリットではありますが、あまりに早すぎると雑に感じてしまう部分でもあります。
お店の料金が相場よりあまりに安い場合は、美容室側が意図的に施術時間を短くして多くの予約を取ることを最優先している場合もあります。
「施術が早い」のと「雑」は違うので注意しましょう。

メニュー別目安所要時間

カット
シャンプーブローも含めて1時間前後が一般的です。
「整えるだけ」か「バッサリ切ってスタイルチェンジ」かでも違いますが、長くても1時間半もあれば終わるでしょう。
それより長ければ技術が遅い?反対に30分を切るようなら少し早すぎる=雑?という印象です。

ヘアカラー
通常のヘアカラーであれば1時間〜1時間半程度が一般的です。
薬剤塗布のスピードもありますが、それ以上に薬剤設定による放置タイムの影響を大きく受けます。
放置時間は10〜30分程度が一般的ですが、扱うカラー剤によっても変化します。
特に白髪染めは30分以上放置することも多いです。
「ブリーチからのダブルカラー」に関しては髪の長さ、ひとり塗りかふたり塗りか?どのくらい明るくするのか?でも変わってきますが、通常のカラーに+1時間〜1時間半ほどは必要になります。

パーマ
通常のパーマであれば1時間〜1時間半が一般的です。
デジタルパーマやエアウェーブといったいわゆるホット系パーマは2時間程度が目安になります。
パーマに関しては薬剤設定がすべてです。
という方、残念ながら美容師さんの薬剤設定ミスによるもの可能性が高いです。
さまざまな考え方がありますが、あまりに長いパーマ液の放置時間は髪を痛める恐れがあるので短い方が好ましい傾向にあります。
ツイストパーマや特殊系ハードパーマなどは実際にお店に問い合わせるのが良いでしょう。

縮毛矯正
縮毛矯正に関しては、扱う薬剤によって大きくその所要時間が変わってきます。
2時間〜3時間の振り幅があると思って良いでしょう。
また伸ばすクセ毛の度合いによっても大きく変わってくるため、一概に所要時間をまとめられないのが実情です。
基本的には美容室の施術において1・2を争う長時間メニューであることは間違いありませんので、予約・施術の際は時間に余裕を持つことをおすすめします。

トリートメント
トリートメントに関しては、扱うトリートメントの種類によって異なります。
2ステップのものから5ステップのものまで様々あります。
現在のトリートメントはシャンプー台で寝たまま施術可能なものも多いので、30分〜1時間もあれば十分なものが多いです。

ヘアセット
ヘアセットに関しては、通常の美容室に比べるとヘアセット専門店の方が早い傾向にあります。
通常の美容室で〜60分、ヘアセット専門店だと〜30分で仕上げてくれるお店も多いです。
専門店はヘアセットのスペシャリストのスタッフの方々なので、時間がかからないだけでなくクオリティも高い施術が受けられます。

まとめ
「美容室にかかる時間」は短いに越したことはありませんが、人による手作業であるためあまりに短い時間での施術はどうしても雑に感じてしまう部分もあるかと思います。
他にも「美容師さんとゆっくり話したい」「いろんなことを忘れてゆっくりしたい」と考える人にとっては、美容室での時間は早さよりも充実感を重視する方も多いかと思います。
皆さんは「美容室にかかる時間」に対して何を求めますか?
是非あなたにとって「心地よい時間が過ごせる美容室」と出会えるのを心から願っております。

まるお