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ミリタリー

【ジャングルファティーグジャケット】やっぱりノンリップいい!3rdタイプ解説

 

アメリカ軍のミリタリー物の中でも、非常に高い人気を誇るジャングルファティーグジャケット。

ジャングルファティーグジャケットには、その製造時期によって異なるモデルが存在します。

その中でも最高傑作と名高い3rdモデルを解説していきます。

ジャングルファティーグジャケットとは?

ジャングルファティーグジャケットは、1960年代にアメリカ陸軍がベトナム戦争向けに開発した熱帯地域対応戦闘服です。

正式名称はコンバットトロピカルと言い、ジャケットとパンツも存在します。

ジャケットは大きく分けて5つのタイプに分類されます。

1963年に最初期モデルの1stタイプが誕生し、1970年に製造された5thタイプまでそれぞれ異なったディティールを持ち、ヴィンテージラバーのコレクター心をくすぐります。

1st・2nd・3rdタイプは薄手のコットンポプリンが、1968年ごろの4thタイプからリストップコットンに素材が変更されています。

 

ジャングルファティーグジャケット3rdタイプ

実際に自分が所有するジャングルファティーグジャケット3rdタイプを紹介していきます。

全体シルエット

全体のシルエットは丈がやや長めの印象を受けます。

丈に関してはshort・medium・longと3種類の長さが存在します。

 

素材感

薄手のコットンポプリンになります。

耐久性でいうと、4thタイプ以降のリップストップコットンの方が強いですが、コットンポプリンならではの独特の経年変化はやはり魅力的です。

リップストップではないことから、ノンリップと呼ばれ、古着界隈では3rdタイプ以前のモデルは相場がグンと上がります。

 

フロント

フロントにはフラップ付きのポケットが4つあり、収納性は抜群です。

 

比較的コンパクトな襟がつきます。

古着だと、この襟の部分はダメージがあることが多いので購入前にはチェックすることをおすすめします。

本来であれば背の内側部分にサイズタグがつくのですが欠損しています。

ハンガーループがついているので、3rdタイプでも古めのモデルの前期タイプになります。

1967年製造のモデルになります。

 

袖部分にはアジャスターボタンが付いており調整が可能です。

 

タグ

内側にタグがありますが、うっすらとミルスペックが記載されているのが読み取れます。

 

着用画

172cm56kg痩せ型の自分がサイズLarge/regular相当を実際に着用してみました。

古着のジャングルファティーグジャケットは縮みなどもあったり個体差も大きいため、試着して購入されることをおすすめします。

インナーはTシャツですが、厚手のスウェットも着込めるくらい大きめのサイズ感です。

インナー次第で幅広い季節で活躍してくれる汎用性の高いアイテムです。

 

まとめ

あっという間に人気ヴィンテージアイテムとなったジャングルファティーグジャケット。

特にノンリップの3rdタイプ以前のモデルは枯渇と高騰の進みが著しく、状態の良いものは特に見つかりにくくなってきています。

1着持っているとかなり着こなしの幅が広がるので是非手元に置いておきたいアイテムです。