リーバイスのジーンズで王道なのは501ですが、それと双璧をなすくらいに人気の型番をご存知ですか?
それがリーバイス505です。
という方は以外と多いと思います。
この記事では505と501の違い、そして実際に自分が所有する505を紹介していきたいと思います。
リーバイス505とは?
505の歴史は意外と古く、その誕生は1967年で501と違うこの独自のジーンズはすぐに本国アメリカで大ヒットとなりました。
日本では90年代に入り、裏原ブームと共に505は大人気となりました。
自分もジーンズに興味がない時はそう思ってました。。
ところがこの2つには実は大きな違いが幾つもあるのです。
ジーンズ好きなら絶対に知っておきたい、501と505の違いを詳しく解説していきます。
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501と505の違い
501と505の違いは大きく3つあります。
- フロント
- シルエット
- バックポケット
ではひとつずつ解説していきます。
フロント
501と505の大きな違いのひとつがフロントがボタンかジッパーかの違いです。
501
505
- 501→ボタンフライ
- 505→ジッパーフライ
ジーンズの歴史においてはボタンフライが始まりで、ヴィンテージテイストを用いていない多くの現在のジーンズにはジッパーフライが用いられています。
穿きやすさから考えるとジッパーの方が楽ですが、ボタンフライはボタンの形に沿った特有の当たりが楽しめたりといった魅力もあります。
シルエット
もうひとつ501と505の大きな違いのひとつがそのシルエットにあります。
501
505
- 501→ストレート
- 505→テーパードストレート
501は太腿の付け根から裾までがほぼ真っ直ぐのストレートシルエットですが、505は膝から裾に行くに従ってややテーパードしたシルエットになります。
これは見るよりも実際に穿いたときに大きな違いとして実感できると思います。
ストレートの501はどちらかと言うと男らしい無骨なシルエット、裾幅が狭い505はどこか上品なスッキリとした印象を与えてくれます。
リーバイスと言えば501が王道、という印象をお持ちの方が多いと思いますが、ジーンズ初心者の方は意外と505の方がしっくりくるという方も多いです。
さらに505は501に比べて、同じサイズでも腰回りがゆったり作られているので、501では難しい「少し腰を落として裾を溜めて穿く」という穿き方も可能です。
バックポケット
左 501 右 505
- 501→正方形に近い
- 505→やや縦長
正方形に近い501のバックポケットはカジュアルで男らしい印象を与えます。
一方、やや縦長の505はお尻から足にかけてが綺麗に見えるという利点があります。
この点からも505は女性にも非常におすすめのジーンズです。
比較着用画
501
505
tops : ヘインズ ゴールドパックTシャツ
pants : levi’s 501 or 505 90s
shoes : vans オーセンティック
172cm56kgの自分が501・505を実際に着用したものになります。
ウェストは501がW30、505がW31になります。
501はオリジナルレングス、505は裾上げがされたものになります。
どちらも90年代のUSA製の個体になります。
実際の着用画をご覧頂くとその違いが見えてくるかと思います。
501の真っ直ぐなストレートシルエットに対し、505は裾に行くに従ってやや細くなっているのが分かるかと思います。
90年代の501はストレートと言えど若干テーパードがかかっているのと、写真の505は裾上げがされているのでややテーパードが緩まった個体なので、それほどの差は感じづらい比較になっています。
使い分けとしては、アメカジなどの男らしい無骨な雰囲気には501の方がマッチします。
またブーツなどには裾幅の広い501の方が合わせやすいです。
一方505は短靴などと合わせるとややドレッシーな雰囲気も出せるため、綺麗目に寄せたい場合には505が重宝します。
ざっくりいうとカジュアルさの501、オシャレ感のある505といったところでしょうか。
まとめ
ジーンズに興味がない方からすればほとんど変わらないように見える501と505ですが、意外と大きな違いがあり、両方がクローゼットにあるとシーンや気分に合わせた使い分けが可能となります。
最後にヴィンテージの相場ですが、505は501に比べるとやや安く購入することが可能なので、「ヴィンテージデニムが欲しいけど高くて手が出ない。。」という方は501だけでなく505も合わせて探して見ると意外と手の届く1本と出会えるかもしれません。
まるお