ミリタリーウェアにおいては、戦場での着用シーンを想定されているため、オリーブやカーキといった色味のものが大半を占めます。
ところが、スノーパーカーと呼ばれるオーバーコートは白っぽい色をしているミリタリーウェアであることから、一見ミリタリーとは思えないほどファッショナブルなアイテムであることで知られています。
この記事では、そんなスノーパーカーの中でも特に人気の高い「スウェーデン軍 M62 スノーパーカー」(以下m62スノーパーカー)について紹介していきます。
スウェーデン軍 m62 スノーパーカーとは?
m62スノーパーカーは、1960年代からスウェーデン軍で採用された、雪上用のオーバーコートになります。
戦闘服の1番上から羽織ることでオーバーコートと呼ばれますが、オーバーコートは中にしっかりと着込んだ状態で羽織るものなので非常にゆったりとした作りとなっています。
スノーパーカーと言えば、アメリカ軍のものも人気が高いですが、こちらのスウェーデン軍のものも負けず劣らずの人気アイテムです。
スウェーデン軍 m62 スノーパーカー
全体シルエット
オーバーコートらしくゆったりとした作りになっています。
丈もほどほどに長く、非常に可愛らしいシルエットだと思います。
素材感
生地は適度なハリとシャリ感のあるコットンポプリンが使用されており、完全撥水とまではいきませんが、水分が浸透しづらい素材感ではあります。
スノーパーカーという名前がついていますが、防寒性などはなく、あくまで防寒着の上に羽織るものになります。
ベージュがかったようなライトグレーの色味がファッション的にも合わせやすいです。
フロントボタン
フロントボタン部の生地は二重になっており、雨風の侵入を防ぐ役割があります。
またボタンも大きいので着脱がしやすいメリットもあります。
ポケット
m62スノーパーカーの大きな特徴とも言えるのが、フロントフラップのつく大きなポケットです。
文庫本くらいならすっぽりと収まってしまうほど収納力に優れた大型ポケットです。
フード
フードはドローコードで縛ることができます。
ここを縛らないとフロントが垂れ下がってしまいシルエットが維持できないので、自分は可能な限りぎゅっと絞って着用しています。
ウェスト
ウェストにもドローカードが配されており、女性は個々を絞って着てあげるとくびれが出て可愛いと思います。
袖
袖にも絞れるようにアジャスターボタンが配されています。
自分はこのアジャスターボタンは使わずに、何折りかして着用することがほとんどです。
サイズ
サイズはC50というサイズになります。
かなり大きめで、XXL〜XXXLくらいの大きさがあると思います。
ステンシル
スウェーデン軍実物の証のステンシルが付いています。
このステンシルに心ときめくのも、ミリタリー好きあるあるですよね笑
着用画
jacket : スウェーデン軍 m62 スノーパーカー
tops : ピンクフロイドTシャツ
pants : リーバイス 501 90s
shoes : ダナー ダナーフィールド
172cm54kg痩せ型の自分が実際に着用してみました。
素材的には春や秋などにさらっと羽織る羽織りものという使い方が1番多いです。
春に着る場合は、インナーにフリースやダウンなどを着ないとちょっと厳しいと思います。
スノーパーカーという名前なので、雪の日にインナーにしっかり着込んで羽織るのもカッコいいと思います。
まとめ
ミリタリーらしかぬ佇まいと、ざっくりしたシルエットが人気を集めているm62スノーパーカー。
少しずつ高騰が始まってきていて、ここ数年で古着屋さんでの値付けもかなり上がった印象です。
1着持っているとコーディネートの幅が広がるので、男女ともにとてもおすすめのミリタリーアイテムです。
まるお