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デニム

着丈短めが超かっこいい!【TCB jeans 20’s jacket】レビュー

 

ヴィンテージアイテムの当時の縫製の再現や細かいディティールなど、そのモノづくりへの強いこだわりを持っている人気レプリカジーンズブランドの「TCB jeans」。

このブランドには様々な年代のデニムアイテムが数多くラインアップされていますが、この記事では実際に自分が所有する「20’s jacket」を紹介していきます。


 

TCB jeans 20’s jacketとは?

その名の通り、1920年代のリーバイスのヴィンテージデニムジャケットをベースに作られたのが20s jacketになります。

片胸にフラップポケットが付く、通常1stというモデルになります。

1920年代の実際のヴィンテージを購入しようとすると恐らく数百万円は下らないかと思います。。

いくら貴重なヴィンテージデニムとはいえ、なかなかそこまでの費用の捻出はそう簡単にはいきませんよね。。

この20’s jacketはそんな今から100年以上前のスーパーヴィンテージデニムをもっと身近に体験でき、さらに1から育て上げることができるとても有難いアイテムなんです。

そしてこのジャケットは、TCB jeansのモノづくりへのこだわりがたっぷり詰まったアイテムとして知られています。

 

ちなみに同じ年代のセットアップ用として、同じ生地を用いた20’s jeansも存在します。

では、実際に自分が所有する20’s jacketの細かいディティールを見ていきたいと思います。

TCB jeans 20’s jacket

全体シルエット

身幅が広く取られているのに対して、着丈は割と短めなのでクラシックなシルエットを好まれる方は好きなシルエットかと思います。

余談ですが、TCB jeansのデニムジャケットは普段使いがしやすいようにと、多くのモデルが実際のヴィンテージよりも着丈をやや長めに調整されています。

実際に自分も40’s jacketも所有しているのですが、やはり少し長めに感じることもあります。

この辺はコーディネートや好みになってきますので、試着ができる環境にある方は実際に試着されると良いと思います。

 

素材感的にはそれほど厚みのある生地ではないため、夏でもエアコンの効いた部屋での羽織ものとしても使ったりできます。

薄手ではありますが、ハリ感の強い生地のためしっかりとしたアタリがついたり経年変化も非常に魅力的なジャケットです。

20’s jacketはサイズ40以上が背面に接ぎが入るいわゆるTバック仕様になります。

自分はサイズ48を所有していてかなりオーバーサイズでの着用ですが、この生地は乾燥機の使用で縮みが大きく出やすいとのことだったので思い切って大きめを購入しました。

 

20’s jacketの特徴のひとつとして、このボタンを閉じた時に平行気味になる襟が挙げられます。

これはこの年代のヴィンテージデニムジャケットの特徴をしっかりと捉えて再現されたもので、よりワーク感が強い印象になります。

30年代以降はこの襟の形が尖ってきて、ファッション的要素が徐々に高まってきます。

個人的にはこの平行な襟がとても好きなポイントです。

 

胸ポケット

左胸にフラップ付きのポケットがつきます。

この部分もこの年代のヴィンテージ特有の歪な縫製を再現していています。

まだまだ縫製の技術が未熟だったということなんですね。

特にカドの縫製なんかかなり乱暴な感じがしますが、これもあえてこういった雰囲気で縫われてるんですね。

こんな細かいところまで再現しちゃうなんて流石TCB jeansです。

 

肩周り

袖付けが身頃に対して垂直になっている為、着用した時に肩が落ちるシルエットになります。

オーバーサイズでの着用を好まれる方はこの辺はツボにハマるポイントのひとつだと思います。

何を隠そう自分もそのひとりです笑

 

ボタン

ボタンもこの年代をしっかりと再現してあり、他の年代のものに比べて小さいボタンとなっています。

フロントプリーツのステッチもこの年代ならではの細長いステッチが再現されています。

 

シンチバック

背中のアジャスター部分はシンチバックになっており、実際に針を刺すことができます。

Lilyバックルと呼ばれる百合が刻印されたバックルで非常にかっこいいです。

着用画

jacket: TCB jeans 20’s jacket
tops : Rollingstones T-shirts
pants : フランス軍 M47 カーゴパンツ後期
shoes : フランス軍 サービスシューズ

172cm54kg痩せ型の自分がサイズ48を実際に着用してみました。

恐らくサイズ36でも着れるので、かなりのサイズアップで着用しています。

流石に袖は長いですが、肩の落ちに対しての着丈の短さがかなり気に入っています。

 

20’s jacketは着丈が短いので、割と思い切ってサイズアップしてもそんなにバランスが悪くなりません。

インナーに厚手のスウェットやパーカーを入れても余裕なので、かなり使い勝手が良いです。

何よりモナライズされていないクラシックな丈短シルエットがたまりません。

 

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まとめ

TCB jeansの商品はどれも大変人気があり、さらに丁寧なモノづくりをされているため、すぐに在庫がなくなり予約販売であることが多いです。

欲しいと思っても商品をすぐに買えることの方が少ないようなアイテムですが、待つだけの価値があるとても素晴らしいアイテムです。

20’s jacketは現代のオーバーサイズ的な着こなしにもとても相性が良いので、気になる方は是非チェックしてみて下さい!

 

まるお