【60’s Lee 101J】1960年代の完成されたデニムジャケット

「デニムブランドといって最初に思い浮かべるのは?」
おそらくほとんどの方がリーバイスと答えるのではないでしょうか。
そしてそのリーバイスのヴィンテージデニムは、もはやとんでもない金額にまで高騰しています。
ヴィンテージデニムにはもう手が届かない、そう嘆いている方も多いかと思います。
そんなかたにおすすめなのがLeeです。
Leeは先述のリーバイス、そしてラングラーと並ぶ世界3大デニムブランドのひとつです。
「ヴィンテージデニムが欲しいけどリーバイスは高すぎる」という方でもLeeならまだ手の届く価格帯のものも多いです。
今回はそんなLeeの名作デニムジャケット101Jについて詳しく解説していきます。
Lee 101Jとは?

Lee101Jは1930年代に登場したLee Cowboy Jacketからリニューアルを経て、1948年にLee 101Jとして展開されるようになりました。
ラウンド状の2つのフラップポケットと、内側にわずかに傾斜したデザインが特徴的で、これはカウボーイが馬に乗った状態でも反対の手で物を取り出しやすいよう考えられた、非常に実用的なデザインとして知られています。
1948年の登場以降、年代ごとの微妙なディティールの変化はあれど、デザインは大きく変わっておらず、完成されたデザインのデニムジャケットです。
Lee 101J
実際に自分が所有する60年代のLee 101Jを紹介していきます。
全体シルエット

Leeの101Jのシルエットの特徴として、着丈が非常に短いことと袖丈が長いことが挙げられます。
特に着丈は着用次のバランスに大きく影響してくるので、購入の際は一度試着をすることをおすすめします。
素材感

ぱっと見かなりの縦落ち感があります。
Leeのデニムは、一般的なデニムの「右綾織り」とは逆の「左綾織り」になっています。
左綾デニムの特徴として、デニムの表面がフラットになることで、柔らかい質感が生まれ、アタリが強く出やすいのでハッキリとした縦落ちが現れやすいのが大きな特徴です。
こちらの個体はかなり着込まれているということもありますが、非常に柔らかい生地感でこれも左綾織りが関係しています。
フロント

フロントは、ラウンド状の胸ポケットと平行な縦ステッチが特徴的なデザインとなります。
ひと目でLeeの101Jと分かるデザインです。
袖

Lee RIDERSの刻印入りボタンがつきます。
裾

裾にはボタンがついており、調整が可能となっています。
乗馬時に馬の鞍を傷つけないよう考案されたプラスチック製の猫目ボタンが採用されています。
胸ポケット

胸ポケットにはピスネームと呼ばれる®️マークがついており、時代判別のための重要なディティーになります。
このピスネームは1960年代後半からつくようになります。
1960年代まではこの部分は®️マークのみですが、1970年代になると®️マークに加えてMRの表記も入るようになります。
タグ

いわゆる四角黒タグと呼ばれるものです。
かなりダメージのあるタグですが、一番丈夫にうっすらと「UNION MADE」の表記があるのが分かります。
1960年代後半にはこの「UNION MADE」の表記はなくなるので、ピスネームの®️マークと合わせると、1960年代後半に入ったばかりのころのモデルと言えると思います。
サイズ表記は消えていて分かりませんが、購入先の情報によると46相当とのことでした。
着用画
172cm56kg痩せ型の自分がサイズ46相当を実際に着用してみました。

先述のとおりLee 101Jは着丈がかなり短い作りになっています。
筆者もさまざまなサイズを試着しましたが、101Jの着丈は思ったよりも短いことがほとんどでした。
サイズが大きくなるほど着丈は長くなるので、170cm程度の身長の方であれば最低でもサイズ44はないとコーディネートが難しいかと個人的には思います。
もちろん着丈を短く着るのに抵抗がない方は、小さめのサイズでも問題ありません。
サイズ選びは慎重にすることをおすすめします。
まとめ
リーバイスのヴィンテージに比べると比較的手が出しやすい価格帯のLeeのヴィンテージ。
ただサイズや状態のいいものはどんどん枯渇と高騰が進んでいるので、気になっている方は早めの検討が吉かと思います。










