フランス軍で採用されていたアイテム、いわゆるフレンチヴィンテージには本当に名作が多いです。
M47・M52・M64・モーターサイクルなどミリタリーパンツだけでも非常に人気の高いアイテムが揃っています。
そして今回紹介する「F2カーゴパンツ」も他の軍パンにはない魅力がたくさん詰まった紛れもないフランス軍の名作カーゴパンツです。
太めの軍パンが苦手な方、スポーティーな雰囲気が好きな方には非常におすすめの1本になっていますので是非ご覧くださいませ。
F2カーゴパンツとは？
F2カーゴパンツはフランス軍のパラシュート部隊に採用されていたものになります。
M64カーゴパンツの後継として作られたと言われており、80〜90年代に主に採用されていたため近代的なスタイリッシュな軍パンとしても知られています。
太めのシルエットが定番の軍パンにおいて、細めのシルエットかつ裾が絞ってあるので現代のファッションにも非常に相性の良い軍パンです。
色は軍パンの定番色のカーキと迷彩柄が存在し、自分が所有しているのは後者の迷彩柄になります。
F2カーゴパンツ
全体シルエット
裾周りに特徴のあるシルエットになっており、いわゆるジョガーパンツのようなシルエットで穿くことができます。
この裾が絞られていることで足首に向かってテーパードが効くので、全体のスタイルが非常に美しく見えます。
またF2カーゴパンツは9分丈になっているので、足首をちらっと見せて穿くことでよりスタイリッシュな印象を与えやすくなります。
生地感
コットン×ポリエステルの混紡素材で非常に軽いタッチの素材感です。
汗でまとわりついたりもしないので、夏の暑い時期に穿ける軍パンとしてもおすすめです。
フランス軍の迷彩柄はCCEカモと呼ばれており、フランスの森林に最適化された独特の迷彩柄をしています。
アメリカ軍などによく見られるウッドランドカモと比べると、落ち着いた印象になるので、大人の上品なファッションの迷彩柄として取り入れやすいかと思います。
裾
F2カーゴパンツの最大の特徴がこの裾部分になります。
パラシュート部隊で採用されていたことで、パラシュートの絡みを防止するためのブーツインのためゴムが入っており裾が絞られたデザインになっています。
他のカーゴパンツにはなかなか見られないディティールですが、ファッションとの相性は非常によくスタイリッシュに穿くことができます。
カーゴポケット
カーゴポケットはM64カーゴパンツ同様、前部にはマチがなく後部と底部のみマチが付いており、前から見た時にボリュームが出ないような作りになっています。
カーゴポケットに付いているボタンもスナップボタンになっており、M64に比べより着脱がしやすい作りへとアップデートされました。
サイズ表記
自分が所有しているのは76Mというサイズになります。
76→ウエスト
M→レングス
通常フランス軍のパンツでレングスM表記だと172cmの自分には丈が長すぎるのですが、F2カーゴパンツは9分丈の作りになっているので、長すぎることはなくジャストで穿けています。
ウエストは普段ジーンズ30〜31を穿く自分でベルトなしで穿けるサイズ感です。
ジッパーフライ
こちらも前モデルのM64のボタンフライからジッパーフライへと変わりました。
軍パンに至っては着脱はジッパーフライの方が断然楽ちんですね。
着用画
tops : 2pac T-shirts
pants : フランス軍 F2カーゴパンツ
shoes : ドイツ軍 ジャーマントレーナー
172cm54kg痩せ型の自分がサイズ76Mを実際に着用してみました。
F2カーゴパンツのスタイリッシュなシルエットが伝わるかと思います。
一般的なイメージの軍パンの太さはまったくなく、裾が絞られていることにより穿いたときのシルエットがとてもきれいです。
個人的にはボリュームのないスニーカーと合わせて足首をチラ見せするようなコーディネートが多いですが、革靴なんかとも非常に相性が良いです。
何はともあれこの美シルエットは一度穿くとクセになりますよ。
まとめ
軍パンらしかぬシルエットのフランス軍F2パンツをご紹介しました。
太めのパンツが苦手な方やミリタリー初心者の方にもおすすめできるフランス軍の名作パンツです。
ミリタリー感がそこまで強くないので、コーディーネートに簡単に取り入れることができるので女性の方にもとてもおすすめです！
まるお
