今回はちょっと変わったミリタリーアイテムを紹介していきます。
ドイツ警察(POLIZEI)のレザージャケットです。
ミリタリーとは思えないほどスタイリッシュな佇まいは普段レザーを着ない方にもとてもおすすめな1着です。
ドイツ警察 POLIZEI レザージャケットとは?
ドイツ警察POLIZEIレザージャケット(以下POLIZEIレザージャケット)は、1990年代〜2005年まで実際にドイツ警察で採用されていたレザージャケットになります。
黒のレザージャケットなので、シティユースとしても非常に使いやすく、古着界隈でもとても人気の高いアイテムとなっています。
ちなみにPOLIZEIはドイツ語で警察という意味になります。
ドイツ警察 POLIZEI レザージャケット
全体シルエット
かなり重厚感のあるしっかりとした作りをしています。
手で持ってみるとそれなりに重さも感じますが、実際に着用してみるとそれほど重さは気になりません。
しっかりと身幅がありますが、着丈はそれほど長すぎないボックスシルエットに近い形をしています。
素材感
素材は牛革になります。
一見するとガシッとしていて硬そうなレザーが使われてそうですが、意外にもしなやかで着ていてストレスを感じない上質なレザーです。
レザーの光沢感もあり、無骨で男臭い佇まいとは裏腹に上品さも兼ね備えたレザージャケットです。
裾
裾の両サイドにゴムシャーリングが施されており、柔らかいフィッティングが可能になります。
この部分があることで、シルエットもやや丸みを帯びたシルエットになります。
袖
袖にはジッパーが付いていて、レザージャケットらしいディティールのひとつと言えるでしょう。
フロントポケット
フロントにはフラップ付きのポケットが4つ付いていて、下側のハンドポケットはフラップポケット一体型のサイドポケットもついており、収納力に優れた作りになっています。
内側
内側には肌触りの良い起毛した裏地が付いています。
さらに内ポケットが両サイドに付いていて、収納力が本当に半端ないことになっています。
フロントジップ
フロントジップは、そのデザインの良さからファンが多いと言われる「riri」のものになります。
個人的にも大好きなジップです。
袖ポケット
左袖にジップ付きのポケットとペンケースが一体になったものがつきます。
チンストラップ
襟を立てるとチンストラップ仕様になっており、風の侵入を防げるような作りになっています。
内タグ
タグは内ポケットの内側に付いています。
92年3〜4月に納入されたものになります。
サイズは52、L〜XLくらいのサイズ感かと思います。
着用画
outer : ドイツ警察 POLIZEI レザージャケット
jacket : Levi’s lvc507xx
pants : Levi’s lvc501xx1955
shoes : converse jackpurcell
172cm54kg痩せ型の自分が実際に着用してみました。
かなり大きめな作りなので、インナーに厚手のパーカーやスウェットを挟んでも余裕で着れます。
写真のようにデニムオンデニムに羽織るのもおすすめです。
レザージャケットは基本的に防寒性はあまり高くないものが多いですが、POLIZEIレザージャケットはその堅牢で重厚感のあるつくりから真冬でも着れるほど防寒性に優れたレザージャケットと言えるでしょう。(あくまでレザージャケットの中ではということです。)
無骨な雰囲気なのにどこかストリート感もあるので、カジュアルにもドレスライクにも寄せれる非常に汎用性の高いレザージャケットかと思います。
あまり気負いすることなく羽織れるレザージャケットはクローゼットにあるととても便利ですよ。
まとめ
無骨さもありながらどこかストリート感もあるPOLIZEIレザージャケットはカジュアルにもドレスライクにも着用可能な非常に汎用性の高いレザージャケットです。
ミリタリー好きの方はもちろん、初めてレザージャケットを着るという方にもおすすめできるアイテムです。
決して古いヴィンテージではありませんが、その人気から古着屋さんでも見かけることが少なくなってきているので、気になる方は早めにチェックしてみてください。
まるお