ブログを始めるときの最初の悩みが、雑記ブログにするか?特化ブログにするか?です。
この記事ではそれぞれの特徴とメリット・デメリット、さらには収益化に関する部分まで解説していきます。
ブログを始めてみたい!ブログで稼ぎたい!という方は、かんたんなブログの始め方を手順を追って解説している記事があるのでそちらもご覧くださいませ。
雑記ブログと特化ブログ
ブログには扱うジャンルを複数持つか、ひとつだけに絞るかでその方向性が大きく変わってきます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
雑記ブログ
雑記ブログとは、その名の通りさまざまなジャンルを扱うブログのことです。
雑記ブログのメリット
- ネタに困らない
- ブログを書いてて飽きない
- 一時的にアクセスを増やすことが可能
ネタに困らない
雑記ブログのメリットは、なんと言っても扱うジャンルやテーマが無限に存在するということです。
ありとあらゆるものをネタにすることができるので、「ブログのネタがなくて書けない」ということがまずありません。
ブログを書いてて飽きない
自分の好きなことを記事にできるというのはやはり楽しいものです。
さまざまなジャンルを扱うことで、飽きが出ることも少なく、楽しいブログ運営ができるでしょう。
一時的にアクセスを増やすことが可能
時事ネタなどで世間の注目が集まっている旬のネタを扱う記事は、一時的にアクセスが爆増することがあります。
ただし、これは一時的なものなので、そのネタの旬が過ぎ去ると一気にアクセスは激減します。
雑記ブログのデメリット
- SEOの評価がジャンルごとに分散する
- ブログにファンがつきづらい
- マーケティングがしづらい
SEOの評価がジャンルごとに分散する
雑記ブログの1番大きなデメリットはこちらになります。
さまざまなジャンルの記事がひとつのブログに存在することになり、それぞれの記事の内容でSEOの評価がされるため、ブログ自体のSEO評価を高めることが難しいです。
SEO評価を高めるためには、雑記ブログであっても、関連性のあるジャンルを扱ったり、扱うジャンルを絞る必要が出てくると思います。
ブログにファンがつきづらい
ブログに訪れても、興味のあるジャンルと興味のないジャンルが混合している状態なので、ブログ自体にファンがつきづらいと言えるでしょう。
ブログにファンがつくメリットは意外と大きく、何度もブログに訪れてくれたり、更新を待ってくれてたりと、意外とモチベーションになったりします。
雑記ブログではなかなか固定のファンがつきづらいと言えるでしょう。
マーケティングがしづらい
SEOも含めて、雑記ブログではマーケティングをするのが難しいと言えます。
誰に対して何を訴えかけたいブログなのか?というのがどうしても曖昧になってしまいます。
マーケティングのしづらさは、そのまめ収益化にも直結してくる部分でもあり、雑記ブログのシビアな1面と言えるかもしれません。
雑記ブログの収益化は?
雑記ブログの収益化は、基本的にはクリック型広告報酬が基本になっていきます。
クリック型広告報酬とは、アクセスを集めて記事にある広告をクリックされることで収益が発生する仕組みです。
Googleアドセンスが有名ですね。
Googleアドセンスをはじめとするクリック型広告報酬は基本的に1クリックあたりの単価が低いので、大きくアクセスを集めることが雑記ブログで稼ぐポイントと言えます。
物販アフィリエイトでも稼ぐことができますが、こちらも報酬が単価が低いため、大きく稼ぐにはやはりそれなりに多くのアクセスを集めることが必要になります。
特化ブログ
特化ブログとは、ひとつのジャンルやひとつのテーマに絞ってそれに関係することだけを書き続ける、まさにひとつのことに特化したブログになります。
特化ブログのメリット
- SEOの評価が高くなる
- ターゲットが明確になる
- 悩みや疑問への訴求がしやすい
SEOの評価が上がりやすい
ブログ内がひとつのジャンルについての記事でいっぱいになれば、サイトの専門性が高いと認識され、SEOの評価が上がりやすくなります。
またキーワードも類似してくるので、多くの記事の連動でサイトの権威性も出てきます。
これは雑記ブログにはない、特化ブログならではの強みだと思います。
ターゲットが明確になる
ひとつのことに特化したジャンルのブログは、そのジャンルに興味のない人はまずブログに訪れないので、ターゲットが明確になります。
ターゲットが明確になれば、それらの人たちの趣味や思考、好みなどを絞りやすく記事の内容を深めていけるというメリットがあります。
悩みや疑問への訴求がしやすい
そのジャンルへの悩みや疑問への訴求がしやすくなるため、商品やサービスの紹介がしやすくなります。
どんなことでも悩んでいて、どんな疑問を持っていて、改善するにはどんなことが必要なのか?それらを上手く導いていってあげると、アフィリエイトの成果も上がりやすいと言えます。
特化ブログのデメリット
- 専門的な知識が必要
- ネタがなくなりやすい
- 同じような内容の記事ができやすい
専門的な知識が必要
ひとつのことに特化したブログは、そのジャンルにおける専門的な知識を必要とします。
あまりに知識が浅いと内容が薄っぺらいものになってしまうので、特化ブログで選ぶジャンルは知識に長けたものであったり、実際に経験したことがあるジャンルを選ばないと結構きついです。
ネタがなくなりやすい
特化ブログの宿命とも言えるものが、ネタ切れです。
ある一定数の記事を書き終わると、なかなか新しい記事のネタが思いつかない、、ということがしばしばあります。
とは言えまるっきり他のジャンルのことを書いてしまってはせっかくの特化ブログが台無しになってしまいます。
ネタ切れは特化ブログをやる上で必ず陥りやすい部分でもあります。
ネタ切れでひとつアドバイスをするなら、過去の自分に向けたアドバイス、という観点でネタを探すと意外と見つかりやすかったりしますよ。
同じような内容の記事ができやすい
ひとつのジャンルに特化すると、結論は同じでも導き方が違ったり、また同じ方法で導いたものでも結論が違ったりと、ひとつのことの周りをぐるぐるとしてしまいやすいです。
何となく言い回しが違うだけでほとんど同じ内容の記事だったり、というようなことが起こりやすいです。
この対策については、タイトル決めの際にしっかりと内容が明確に分かるタイトルをつけるようにする習慣をつけると、同じ内容を書いてしまうということが防げるかと思います。
特化ブログの収益化は?
出典:A8.net
特化ブログの収益化は、ブログの専門性を活かしたそのジャンルでのアフィリエイトがメインになります。
どれだけ読者が求めていることを記事にすることができるかがポイントになります。
また、マネタイズ=収益化しづらいジャンルを選んでしまうと厳しい展開になるので、ジャンル選びは慎重に決めるようにしましょう。
結局はどっちがおすすめ?
結論を述べると、収益化が第一の目的であれば特化ブログの方が良いです。
SEOの評価も高まり、そのジャンルの情報を欲しい読者が集まってきてくれるので、収益に繋げやすいと言えます。
ひとつのことに絞るのが怖い、という方は最初は2〜3個のジャンルで記事を書き溜めていき、芽が出てきそうなジャンルが出てきたらそれに絞る、というやり方も有りだと思います。
ブログで大事なことは継続です。
何よりも記事を書き続けられなくてブログを辞めていく人がたくさんいます。
ということは、継続さえできればチャンスが見えてくる、とも捉えられます。
これからブログを始める方は、雑記ブログと特化ブログを是非自分が続けられそうな基準で選んで頂ければと思います。
ブログで収益化を目指すならまずはASPへ登録しましょう。
初心者におすすめのASPを紹介している記事があるので、是非そちらを参考にしてみてください。